電気温水器の排水お手入れの仕方が知りたい!

電気温水器は、貯湯タンクに沸かしたお湯をためて利用するので、長年使っているうちにサビなどがタンクの底に貯まることがあります。時折、メンテナンスとして排水のお手入れをすると良いでしょう。電気温水器のお手入れの仕方を紹介しましょう。

■電気温水器の排水お手入れの手順

タンク内に沈殿物がたまらないように、半年に1度ほどの割合で、タンク排水を行っておくとよいですね。
<タンクの排水メンテンナンス>
① 電気温水器本体のブレーカーを切ります。
② タンクへの給水栓を閉めます。
③ 洗面所や浴室シャワーなどお湯の蛇口を1~2箇所開けます。
④ 排水栓を開けて1~2分排水し、沈殿物を流します。
⑤ 排水栓を閉じ、給水栓を開けます。
⑥ ③で開けた蛇口からお湯が出てきたらそちらの蛇口を閉めます。
⑦ 本体のブレーカーを入りにします。

早朝は、お湯を沸き上げた直後になりますから、排水されるお湯の温度が高くなります。
お湯の無駄や、やけど、配管を傷めないためにも、お湯をある程度つかったあとの時間帯で行うのが良いでしょう。

■貯湯タンク式の手入れのポイント

電気温水器や、エコキュートでは、深夜電力やスマートプランなどのお得な電力で沸かしたお湯を、貯湯タンクにためて利用します。
電気代が安くなる、いつでもすぐにお湯が使えると言ったメリットがある反面、タンク内の清掃ができないので、長年使っていると水垢やサビなどがタンク内に沈殿することがあります。
高温に沸かしたお湯はタンクの上の方に自然に集まり、給水された温度の低い水道水は下の方にたまります。
タンク上方にたまったお湯を使って、設定温度のお湯になるように水道水と混合して出湯される仕組みになっています。
タンク底に沈殿した不純物は、定期的に、排水操作をして排出しておく必要があるのです。
何年も排出操作なしに使っていた場合、排水は沈殿物やサビが混じった『赤水』になってきます。

■手入れ方法が心配な時には?

機種によっては、ビス止めになっているカバーを外す必要があるなど、手順がわかりにくいことがあります。
中には、排水用のコックが随分奥の方についている場合もありますし、操作が不安な場合もあるでしょう。
そんな時には、点検無料の駆けつけ型サービスを行っている給湯器専門業者に問い合わせてみましょう。
メーカーの窓口なら、出張料が心配ですが、専門業者の無料点検サービスを使えば、料金がかかりませんから、何か不安なことがあった時に相談しやすいですね。

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る