電気温水器の消費電力はどれくらい?節約法はある?

電気でお湯を沸かす電気温水器は、貯湯タンクにお湯を貯めて利用します。いつでもすぐにお湯が使えるのがメリットですが、保温にも電力をつかっているのでしょうか?電気代がどれくらいかかるか気になりますね。電気温水器の消費電力や節約法についてお話しましょう。

■電気給湯器の種類と消費電力

<フルオート>(460L BE-F46FWU)
お湯張り、足し湯、炊き増しなどすべて自動でやってくれるタイプです。蛇口をひねるだけ、お湯張りボタンを押すだけ…など、シンプルな操作で、ストレス無く使えます。
ただ、制御に電力を使うことや、昼間の電力を使っての炊き増しで、電力消費が大きくなることがあるでしょう。
⇒運転時消費電力5.456kW:17.46円/kWh、3時間炊き上げならおよそ286円

<セミオート>(460L BE-A46FWU)
自動で足し湯をする機能がカットされています。自動で湯張りできますが、温度調整は一定時間ごと(30分間隔など)の変化をチェックして行うので、タイミングによってはぬるく感じることもあるでしょう。
⇒運転時消費電力5.406kW:17.46円/kWh、3時間炊き上げならおよそ283円

<給湯専用>(460L BE-L46E)
お風呂用の機能はなく、蛇口をひねるとお湯が出るタイプ。給湯室や、寮のミニキッチンなど、用途によって小さなサイズもあります。
⇒運転時消費電力5.401kW:17.46円/kWh、3時間炊き上げならおよそ283円
ただし、スマートライフプラン適用にならなければおよそ421円

(参考)日立 電気給湯器仕様書
http://kadenfan.hitachi.co.jp/hot/pdf/spec.pdf

※スマートライフプランでは、深夜1時~6時の時間帯17.46円/kWh、それ以外の時間は25.33円/ kWhを目安にしています。
※スタンダードプランでは、25.98円/ kWh

(参考)東京電力エナジーパートナー
http://www.tepco.co.jp/jiyuuka/service/plan/smartlife/index-j.html
http://www.tepco.co.jp/jiyuuka/service/plan/kanto/standard/index-j.html

■電気温水器の節約方法は?

電気料金プランの選び方で、単価が倍になってしまうので注意が必要です。
東京電力のスマートライフプランを選択し、割安な深夜1時~6時の時間帯で沸き上げを行うのが良いでしょう。
日中の貯湯タンク炊き増しが多くなると、深夜帯のおよそ倍の料金になってきますから、必要な湯量に見合ったタンクを選ぶこともポイントになります。
給湯専用機では、タンクのサイズが小さいとスマートライフプランが使えないケースがあることにも注意しましょう。
また、常時通電しておくことが前提の設計になっていますから、使い方に応じてエコ設定などを使うか、湯量を無駄遣いしないことが節約法になります。

■給湯器の光熱費を節約したい…

使い勝手の良さそうな電気温水器にするか、さらに高効率なエコキュートにするかまよっていませんか?
それとも、ガスにしようか検討中でしょうか。
設置場所の条件と、お湯の必要量にあった機器を選ぶことが、ストレスのない節約につながります。
給湯器の専門業者に見積もりをお願いして、相談してみましょう。

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