ハイブリッド給湯器のエコワンってどんな感じ?

ハイブリッド給湯器エコワンを使うと、給湯光熱費が63%オフになる(リンナイ公式ページより)といいます。エコワンの使い勝手や、エコワン導入が向いているのはどんな環境かなどについてお話しましょう。

■エコワンを導入した場合の使い勝手

エコキュートを使っている場合、深夜電力やスマートプランなど格安電力を使うことで電気代を抑えます。
日中など、格安時間帯をはずれている場合や、格安プランを契約していない場合には、光熱費が期待したほど安くならない場合があります。
エコワンの場合、格安プラン時間帯以外は、エコジョーズを使ってアシストするので、時間帯に縛られずに使いやすくなります。
また、湯張りなどたくさんお湯を使うときに、ガスで沸かしたお湯を併用することで、早くお湯がわかせます。
システムそのものが、燃料を極力抑えるしくみになっているので、時間や炊き増しの事をイチイチ考えなくても、ベストパフォーマンスの運転がおこなわれます。
立ち上がりが良いタイプを希望するなら、シングルハイブリッドタイプ、燃費優先の設計ならダブルハイブリッドタイプを選ぶと良いでしょう。
ダブルハイブリッドタイプなら、エコワンのベストパフォーマンスを享受できます。

■太陽光パネルと併用のお宅も多い

設置費用が高めなこともあり、導入は新築時や、リフォーム時にあわせてという方も多いです。
この場合、太陽光パネルを設置して、ランニングコストを限りなく抑えて、月々の光熱費を圧縮する事を期待した設計・設置プランだと言えそうです。
関東では、2~3万円の補助の自治体もありますが、10万円前後の補助が出る自治体もあり、マチマチです。
住んでいるところの補助金を最大に活かして、導入できるなら、エコワンを使うのも悪くないでしょう。
ただし、後付で、できるだけ改修や基礎打ちの手間がない施工を望む場合には、エコジョーズとの比較検討をおすすめします。

■給湯器選びはプロの見積もりが大事!

エコワンは、光熱費削減という意味では、とても優れた給湯システムです。
ただし、設置費用がかかることや、機器の価格が高価なことから、設置場所にフィットするか微妙な場合があります。
皆さん、ランニングコストを下げたいのはやまやまですが、8年~10年使った時のトータルコストを考えると、ガス給湯器が一番良いというケースも出てくるのです。
どんな給湯器が我が家にぴったりなのだろう…もし、迷った場合は、給湯器設置の専門家に見積もりを依頼して、相談してみましょう。

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る