ハイブリット給湯器を使った床暖房設備について

ハイブリット給湯器は、高効率の電気給湯器とガス給湯器の良いとこ取りで、光熱費が節約できるところが最大のメリットです。床暖房システムを使うと、冷えを感じやすい足元から、じんわり熱が伝わって心地よいもの。ハイブリット給湯器+床暖房について紹介しましょう。

 

■ハイブリット給湯器+床暖房の魅力

○ ハイブリット給湯器のメリットは…
・お得な電力契約で時間によって安い電気を使える
・電気料金が高くなる時はガスで高効率運転
・光熱費が安くできる

 床暖房のメリットは…
・足元の冷えを感じにくく快適
・空気が乾燥しにくい
・エアコンと比べてホコリが舞いにくい
ハイブリット給湯器を使って暖房もできるのは利点も多いです。
お部屋の環境をクリーンに保って快適温度で過ごせますね。
それぞれのシステムに、光熱費カット、室内の環境を快適に温めるといった効果があるので、自宅に導入したいと気になっている方も多いことでしょう。
リンナイ公式ページによると、“一般的な年間エネルギー消費量は、ガスはエコジョーズより約85%少なく、電気はエコキュートよりも約45%少ない”としています。
(参考)リンナイ
http://rinnai.jp/ecoone/#cost

 

■メリットが大きいのに普及がイマイチ…

ハイブリット給湯器は、光熱費カットに威力を発揮します。
ゼロ・エネルギー住宅としての能力アップが見込めますが、初期コストが掛かり、新築やリフォームの時でなければ、導入しにくいのです。
暖房費が莫大にかかる北国なら、光熱費カットのメリットが設備費用を上回るのは簡単ですが、関東圏では微妙なところです。
日常的に使うお湯の量がとても多い場合や、環境意識が高い方以外は、設置が手軽なエコジョーズを選ぶかもしれませんね。
床暖房はとても魅力的な暖房アイテムですが、ゆっくりじんわりという使い方が向いています。
温暖な地域にありがちな、寒いと感じた時だけ、ピンポイントに暖をとる使い方には不向きなのです。

 

■わが家にハイブリット+床暖は向いている?

・ガス契約+電力契約を利用予定
・貯湯タンクスペースの確保ができる
・段差のない床暖にはリフォーム工事が必要
・暖房運転の時間が長い
・給湯量が多い
こうした条件を満たしていると、ハイブリット給湯器と床暖房の組み合わせに、より、メリットを感じることができるでしょう。
給湯器だけの更新…と言うより、リフォームや新築で検討したほうが良さそうです。
貯湯ユニットの設置には、基礎工事が必要になる場合もあります。
検討しているのなら、専門業者に見積もりをとって、正確な数字を比べて検討するのが良いでしょう。

 

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