エコキュートの交換はいつごろが目安?

多くの電気製品は6年~10年くらいで故障が増えてきて買い替えになるケースが多いですね。エコキュートの場合には、交換時期の目安はどれくらいになるのでしょう?初期費用が安くないですから、大体の時期にあわせて準備しておきたいものです。エコキュートの交換についてお話しましょう。

■エコキュートの寿命はどれくらい?

エコキュートの平均的な寿命は、10年~15年程度です。
メーカーの部品保管は、10年前後なので、10年使用したエコキュートは、部品交換での修理が難しくなります。
部品のストックがないだけでなく、その後1~3年位の間に、次々に他の不具合が発生する確率が高いので、部品ストックがない場合には、入れ替えを考えたほうが良いでしょう。
電子基板は5~6年ほどで不調を起こすことが多いものです。
もし、10年超えの不調まで持ちこたえていたとしたら、故障するのは時間の問題といったかんじなのです。
多いパターンは…
・5年前後⇒エラーがよく出るようになって電気系統の部品を交換
・10年前後⇒再び電気系統、または、機械的な部品の不調が起こり買い替え
使い方や水質など条件で、それぞれ2年ほどのズレがありますが、15年も使うと、貯湯タンクの劣化が気になるでしょう。

■寿命を感じさせるエコキュートの症状とは?

<エラーコードがよく出るようになる>
機械的な故障を完治していることもありますが、電気基盤のセンサーが故障して、エラーコードが出てしまうことがあります。
5年位までの場合では、電気基盤や電子部品の一部交換で修理できる場合もありますが、年数が経っている場合は買い替え時のサインとなります。

<お湯張りの量がおかしい>
自動湯はりで、一定の温度のお湯が指定の湯量入るはずが、お湯が止まらない、少しだけで止まってしまう、温度がぬるいなど、正常な運転ができていない症状が目立つようになります。

<水しか出ない・温度設定がおかしい>
サーモスタットで温度を感知してコントロールしています。温度のセンサー、炊き増し、給水のコントロールが狂って、設定温度通りに給湯できなくなります。

■いつもと違うと思ったら点検を依頼!

5年前後の不調は、部品交換で修理できるケースが多いですから、無料点検を行ってくれる業者に点検を依頼してみましょう。
10年超えの場合には、交換も視野にいれて、見積もりをしてもらうと良いですね。
エコキュートからそのままエコキュートを更新する方法もありますが、2人暮らしになったのでガス給湯器に変更して、機種代金を抑える方法もあります。
エコキュートの調子が悪いと感じたら、点検と合わせて見積もり、相談できると、自分の家にあった給湯器選びがしやすくなりますね。

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る