給湯器の掃除で燃費・寿命もアップ!

給湯器の手入れってどのようにしていますか?特別なことは必要ありませんが、「最低限これだけはチェックしておきたい」というポイントがあります。ちょっと気をつけるだけで、燃費も寿命もアップできますから、確かめていきましょう。

■給湯器の基本の掃除

<室外据え置きガス給湯器>
① 本体を固く絞った雑巾で拭きます。
② 排気口や吸気口にホコリがたまっていれば取り除きます。
③ ドレン配管がある場合、先端がゴミや落ち葉などに埋もれないように取り除きます。
④ 水圧が弱いと感じたら、配管のストレーナーを抜いて、ゴミを取り除きます。

普段は、①の「雑巾でふく」だけでOKです。
作業中に急に運転、燃焼しないようにスイッチを切ってからはじめましょう。
拭き掃除をするときに排気口や吸気口にホコリがたまっていないか、外装に穴があいたり焼けたような跡ができていないかチェックします。
普段からホコリをためないように雑巾で拭い、ホコリなどがつまっているときには、割り箸やピンセットなどを利用して、押し込まないように取り除きます。
また、室外据え置きの給湯器は、ドレン配管の先端が落ち葉などで埋もれてしまうと、不具合が出ることがあるので、チェックしておきましょう。
④のストレーナーは年数が経ってくると、汚れがたまってきます。水圧が弱くなってきたと感じたら、水栓を閉め、引き出して状態を確認しましょう。

■業者の点検が必要な症状は?

給湯器の掃除をすると、汚れや外装の状態をじっくり見ることになりますから、気になる症状に気づくかもしれません。

<危ない症状>
① 排気口にスス汚れがついている
不完全燃焼の合図です。ホコリを取り除いても続く場合は、部品の不調や、故障が起きているかも知れません。

②外装に焼けたような跡がある
ガスの燃焼が安定していれば、通常、外装の変色などしない温度で運転が行われるはずです。焼けたような跡があるということは、不完全燃焼や、燃焼の異常で、火が大きくなりすぎるなど、高温にさらされた証拠です。

③本体・配管から水漏れがある
水抜きに使うバルブが緩んでいないか、管にヒビや染み出しがないか確認しましょう。不安な症状があれば、業者に点検をお願いしましょう。

こうした不調のサインがあった場合、「そういえば、最近、運転音がうるさかったかも…」など、思い当たることもあります。
ガス給湯器は、ガス漏れのキケンなどがあればガスの供給をストップする安全装置が働く設計になっていますが、気になることがあれば、プロに点検してもらいましょう。

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