ハイブリット給湯器の値段はどれくらい?

ランニングコストがお得になることで注目を集めているハイブリッド給湯器。電気とガスのいいとこ取りですからかなりの高効率が期待できそうですね。値段や工事費用が気になります。ハイブリット給湯器の導入費用について紹介しましょう。

■ハイブリット給湯器を導入したい!

電気温水器は、深夜電力やスマートプランなどで割安に使える電力でお湯を作り、タンクにためる仕組みでランニングコストをダウンできます。
エコキュートでは、熱効率がさらに良いので省エネ効果もバツグンです。
しかし、時間外の追い焚き、湯切れ防止の追加運転などが多くなると、割高な電力を使うことになり、電気代がかさみます。
この悩みをガスでアシストして解消するのがハイブリッド給湯器です。
確かに光熱費は安くできますが、熱源が2種類、貯湯タンクの設備が必要なので、作りが複雑になります。
このため、機器価格が高めですし、設置工事にも手間がかかります。
光熱費の節約効果は高いけれど、導入費がかかるのが、ハイブリット給湯器の悩みとも言えそうです。

■ハイブリット給湯器の価格はどれくらい?

リンナイの公式サイトで、希望小売価格を調べると…
<給湯のみの例:システム+リモコンで775,000円(税抜き)>
・タンク100リットル RTU-R1002(E)利用
・ヒートポンプRHP-R222(E)・熱源機RHBF-RJ245AW(E)
・リモコンセットMBC-301VC(28-2810)希望小売価格 55,000円

<給湯暖房の例:965,000円(税抜き)>
・タンク100リットルRTU-R1003(E)利用
・ヒートポンプRHP-R223(E)・熱源機RHBH-RJ242AW2-1(E)
・リモコンセットMBC-301VC(28-2810)希望小売価格 55,000円

(参考)リンナイ公式サイト
http://rinnai.jp/ecoone/lineup/double_100

標準工事費用としても、15~20万円前後かかるケースが多いようです。
ガス配管工事など必要な項目が多くなれば高くなります。
<標準工事作業内容内訳の例>
・本体運搬設置施工費
・排水工事費
・基礎工事費
・追い焚き配管工事費
・リモコン設置費
・試運転調整費
・部材費
・諸経費

標準工事で収まる場合でも定価では100万円程度。割引があっても数十万円以上はかかるでしょう。

■設置条件で費用が違うので見積もりが必須

ハイブリッド給湯器は、ランニングコストを下げられるのが魅力ですが、エコキュートからの乗り換えならガス配管が必要になりますし、ガス給湯器からの乗り換えなら、貯湯タンク設置用の基礎工事が必要になります。
状況によっては、電気工事の必要も出てくるかもしれません。
設置場所の環境によって、機種選択、設置工事内容が変わって来ますから、専門業者による見積もりをとってみなければ、はっきりした費用がわかりません。
ハイブリッド給湯器の導入を考えているなら、専門業者に見積もりを依頼してみましょう。

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