エアコン消し忘れでヤバイことは?連続運転の不安

快適な室温を保ってくれるエアコンは、オート運転のまま、つい忘れてしまうなんてことはないでしょうか?旅行や出張で、数日、留守にする場合なら「主電源を切らずにそのままかも知れない…」と気になってしまいますね。エアコンの連続運転の不安についてお話しましょう。

■エアコン消し忘れで電気代は?

誰もいないのにエアコンをつけっぱなしにしてしまった時に、「電源を切っていれば電気代が浮いたのにもったいない。」と気になる方が多いのではないでしょうか。
エアコンは、設定温度と室温の差が大きいときに、一気に冷風や温風を吹き出して、室温を調整することから、“こまめに入り切りするとむしろ電気代がかかる”という説があるほどです。
確かに、ケースによっては、オート設定でつけっぱなしにしたほうが、効率良く冷暖房できると言うのは本当です。
ただ、数日以上留守で、室温をキープする必要がない場合には、主電源を切ったほうがその分電気代が安くなります。
エアコンは期間消費電力という数字を目安に電気代の目安が計算できます。
例えば、期間消費電力1000kwh、1kwhの電気代を26.0円とした場合、年間の電気代の目安は、26,000円になります。(期間消費電力1000kwh×26.0円=26,000円)
1週間で、およそ500円の電気代がかかっている計算です。

■消し忘れで火事の心配は?

エアコンの連続運転で心配になるのは、誰もいないところで、冷暖房機が稼働することで火事にならないかです。
エアコンの場合には、電気で運転しますし、炎が出ることは考えにくい構造です。
ただし、点検や清掃をしたことも無く、配線が劣化して漏電を起こすリスクが高いケースもあります。
万が一を考えて、普段から、点検や掃除をしておきたいですね。
最近では、Wi-Fiなどのネットワークを使って、家電のオンオフを、スマホでコントロールできる機種もあります。
こうした機種なら、外出先から電源の状態を確認したり、操作したりできます。

■手入れが行き届いているとリスクは減る

エアコンを運転させたまま外出してしまった場合、火事の心配はゼロではありませんが、手入れが行き届いたエアコンなら、かなり確率は低いといえます。
もしもの消し忘れの時はもちろん、オンシーズンでは、家にいて連続運転させる場合もあるでしょう。
安心して使うためにも…
・ホコリをためない
・年数が経っているなら点検や相談をしてみる
・普段から運転音や臭いに気をつける
古いエアコンだから、もしものときに心配だなあ…と思うなら、無料点検してくれる業者に来てもらうと良いでしょう。

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