給湯器の水栓はどこにある?~パイプスペースの存在

水道から供給した水は、給湯器でお湯になりキッチンや洗面所お風呂場の混合水栓から出湯されます。お手入れや工事で水道からくる水を止めるには、止水栓を使います。いざという時のために知っておきたい止水栓の見つけ方、水栓の扱い方を紹介しましょう。

 

■給湯器の水栓とパイプスペース

・突然の水漏れで水道からの水をとりあえず止めたい
・給湯器や給水栓のストレーナー掃除がしたい
給湯器への給水を止めたい場面になった時、どこを探せば良いのでしょう?

<① 給湯器本体の下を探す>
ガス給湯器の場合、本体の下の部分を探してみましょう。
ただし、屋外設置の場合には、配管部分にもカバーが付いていてネジ止めしている場合があります。中間あたりに溝があり、そこからネジを緩めて外せるようになっています。

<② 水道メーター近くを探す> 
給湯器本体から水道配管を水道メーターまでたどると、給湯器付近にない場合は、水道メーターの近くに止水栓が見つかるでしょう。水道メーター横の止水栓を止めると、トイレの水まで止まってしまいますから注意して下さい。

<③ パイプスペースを探す>
集合住宅の場合には、廊下などの共有スペースにパイスペースが設けられていることがあります。給湯器そのものがこうした場所に収納されていて、止水栓やメーター類が一緒になっているケースがあります。

 

■ストレーナー掃除のときには?

お湯の勢いが弱まっている…そんな風に感じる時には、ストレーナーと言われるかご状のパーツを掃除すると良い場合があります。
給湯器では、機器の下の配管部分に膨らみがあり、ねじって外せるようになっている場合が多いです。
配管内のサビなどの不純物が給湯器内の配管に入り込んで、ダメージを与えないように網でこす仕組みになっているストレーナーに、ゴミが詰まって通りが悪くなっているからです。
また、お風呂の混合水栓にも同じようなゴミ取りの網~ストレーナーが入っています。
ここの掃除をする時には、止水栓で水道からの水の流れを止めて行います。

 

■給湯器で困った事が起きたら…

・とりあえず止水栓は止めたけど水漏れが起きている
・ストレーナー掃除をしたいけれど自信がない
そんな時には、給湯器の専門業者に来てもらうのが一番です。
点検・見積もりが無料で、スマホやメールで問い合わせできる業者なら、画像で予め給湯器の型式や、設置場所の様子を知らせる事ができるから、適切な作業がスムーズにお願いできますね。

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