エアコンは水洗いできるものなの?

運転してみたらカビ臭い…そんな時、エアコンが自分で水洗いできないのかなって思いませんか?エアコンクリーニングの業者さんのやり方を見ていると水洗いに近いほど水を噴射しています。エアコンの水洗いについてお話しましょう。

■エアコンの水洗には養生が必須!

プロの作業を見ているとかなりの量の水を流して洗浄しています。
ネットを検索すると“自分でエアコンクリーニング”などが紹介されていますが、なかなかハードルが高い作業です。
なぜなら…
・高い場所に据え付けているので作業そのものが大変。
・ホコリがたまっていて外装を外すときにひどいことになる。
・外装をはずときにはネジだけでなく、ツメに注意しないと折ってしまうかも。
・外装を外したあと、ドレンパンを外してやっと本マルの熱交換器があらわれる。
・いきなり激しく洗剤を噴射させるとカビを含んだ汚水が飛び散る。
・熱交換器の奥にもカビがひそんでいるかも知れない。
・電子部品が水濡れしないようにあらかじめマスキングが必要。
・飛び散る汚れが壁や天井を汚さないように養生が必要。
・脚立や高圧洗浄機が必要な上、失敗すればエアコンが故障するリスクがある。

■エアコンの水洗いは諦めたほうが良いの?

養生や、高い場所での作業、外装の取り外しが苦にならないし、もしものときは新しくする覚悟がある!という方は、電源プラグを抜くかエアコンブレーカーを落とした上でチャレンジしましょう。
電化製品ですし、動作をコントロールする精密機器が搭載されていますから、カバーを開けて絶対濡らしてはいけない部品がわかって作業しないとマズイです。
水洗いの大変さを書き出してみると、やっぱり素人は無理しないほうが良いのかな…と感じてきますね。
故障すれば、サービスマンを呼んで出張料を取られた上に、部品交換や工賃が発生して数万円ということもあります。
機械に詳しく、DIYが趣味という方以外はプロに頼んだほうが良さそうです。

■数年以上ならすっきり交換!

あれこれ悩むよりも、低価格で取替ができるなら、新品に交換してしまった方が良いかもしれませんね。
リスクを覚悟で作業して、結局、壁まで汚してしまうなんてイヤですよね。
でも、電気店に依頼すると、曜日ごとに作業エリアが決まっている、量販店から請負の作業員さんとの日程調整が必要などで、数日ガマンしなければなりません。
交換しても良いけれど、機種を選んだり予約したりが面倒なのがネックです。
取り付け作業を込みで即日対応!なんて業者がいたら、即、問い合わせしたいですね。

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