食洗器を使って電気代が跳ね上がる?

食洗機を使うようになって電気代が上がったと思うか尋ねると、ほとんどの方がYESと答えるでしょう。毎日2回欠かさず使うと、1ヶ月に1,000円近く電気代がかかるという情報もあります。食洗機の電気代についてお話しましょう。

■食洗機の電気代を計算すると…

電気代は、消費電力と時間で計算することができます。
『電気料金=電化製品のワット数÷1000×使用時間×電力単価』
<PanasonicのNP-TR9>
・食器点数 44点
・標準コース洗浄54分、乾燥30分
・関東など50HZでの使用時の消費電力は、洗浄65W、乾燥1100W
・電力単価26円とします。

<計算>
・洗浄時の電気代=65W÷1000×54/60h×26円=1.521円
・乾燥時の電気代=1100W÷1000×30/60h×26円=14.3円
・標準コース洗浄54分+乾燥30分の電気代=15.821円 およそ16円
※1に2回30日使うと ⇒ 960円です。

消費電力を比べてみると、洗浄時と乾燥時ではおよそ17倍もの違いがあり、乾燥機能をどれだけ削れるかで電気代を減らせることがわかります。
乾燥機能を使わずに、54分の洗浄作業が終わったところでスイッチを切り、自然乾燥させるやり方なら、安くできそうです。
実際には、温水を出すときにもヒーターを使っているので、厳密には、洗浄時に、もう少し電力消費があると思われますが、乾燥機能をできるだけ使わない方法は、確実に電気代節約になります。

■食洗機のエコナビ機能について

Panasonicの食洗機には、エコナビという節約機能が搭載されています。
Panasonic製の電化製品には、最小の電力、節水などエコになる条件をセンサーがキャッチして調整する機能『エコナビ』が、上位機種にはついています。
食洗機の場合には、食器の数によって、節水、時間短縮、節電された運転になります。
公式サイトによると、NP-TR9は食器点数44点の機種ですが、食器点数をほぼ半数の21点にした場合、勝手に20%の節水、節電、10%の運転時間短縮を行います。
なかなかのスグレモノなのではないでしょうか?

(参考)Panasonic公式サイト
http://panasonic.jp/dish/product/NP-TR9/eco.html

■最新機種は庫内大きくてもコンパクト

Panasonicでは、2017年11月1日に新機種が発売されます。
NP-TH1とNP-TA1で、NP-TH1にはエコナビがついていて選択コース数も多くなっています。
NP-TR9とくらべて庫内容積がアップしていますが、噴射ノズルの改良、対応点数を4点少なくすることでちょっぴり省エネ度がアップしています。
カタログ上の電力量に大きな違いはないのですが、機能性能のアップと、状況に応じて勝手に節約するエコナビの性能が良くなっているようです。
やっぱり、新しい機種は気持ちが良いですし、使いやすくなっていますね。
食洗機の電気代や洗い上がりに不満を感じるようなら、無料見積もりしてくれる専門業者に相談してみましょう。

 

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