給湯器で『633のエラー』が出たらどうする?原因はナニ

給湯器のリモコン液晶表示に、温度やタイマー設定とは違った『633』などの数字が表示される事があります。エラーコードはトラブルの原因と対処を知る手がかりになります。エラーコードが出た時の意味を紹介しましょう。

 

■『633のエラー』の意味はナニ?

<リンナイの633エラー>
・風呂ポンプ回路異常
・電子ユニット内風呂ポンプ回路故障
⇒運転スイッチを一旦切って再操作
取扱説明書には、エラーコードの意味と対処方法が載っています。
エラーコードが表示されたら、取扱説明書を読んで指示に従うのが基本になります。
『633エラー』は、風呂ポンプ回路の異常です。
電子基盤のなかの、ポンプを動かしている部分がエラーを起こすようになっていることを教えてくれています。
ガス給湯器に多いリンナイ、ノーリツでは、数字3桁のエラーコードは、似かよったトラブルが割り当てられており、ノーリツでは“端末循環不良”とされています。
『632エラー』は、“風呂循環異常”となっていて、似ている状況に見えますが、こちらは水位不足など、循環システムそのものの異常を表しています。
リンナイ、ノーリツの『633エラー』の場合には、電源の入り切りすると、復旧できるケースも多いので、“運転スイッチを一旦切って再操作”してみましょう。

 

■電気回路のエラーは寿命のサイン?

一般的な電化製品では、5~6年が法定耐用年数になっています。
税務上の償却期間のもとになる目安になるのが、“法定耐用年数”です。
実際に、5~6年をすぎると、電気回路のエラーが起こりやすくなってきます。
ガス給湯器をはじめ、給湯・ふろがまは、電子制御され細かい温度設定ができる設計になっているものが多いですね。
給湯・ふろがまの燃焼や熱交換を行う部品そのものが消耗する前に、電子回路系統のトラブルでエラー表示が起こることが多いものです。
交換作業を行えば、技術料とあわせて数万円前後になることが予想されます。

 

■給湯器の更新を決断すべき?

給湯器そのものは、8~10年の耐久性を見込んで設計されています。
まだ5年未満での故障の場合は、部品交換してもさらに5年ほど使える見込みがありますが、5年を超えている場合には、2~3年持つかどうかです。
業者に点検してもらって、納得してから決断したいものです。
・点検無料、出張料無料で見てくれる業者
・納得がいく説明をして判断材料をくれる業者
・住んでいる地域での実績がある業者
・直接仕入れなど企業努力している業者
『633エラー』が出るようになったら、こうした条件を満たした業者に問い合わせて、点検してもらうのが良いでしょう。

 

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