給湯器の燃焼ランプが点滅!何が起こっているの?

給湯器の燃焼ランプは正常な運転ができているかの目安になります。機種によってランプの色や場所、点滅の仕方は違ってきますが、いつもと違う点滅の仕方や、お湯を使っていないのに勝手に点滅する場合には故障のサインです。給湯器の燃焼ランプについてお話しましょう。

■液晶表示のないガス給湯器の場合

最近のガス給湯器には、液晶表示のあるリモコンパネルがセットされているものがほとんどですが、本体には表示ランプのみのケースもあります。
運転ランプ、燃焼ランプ、優先ランプなどの点灯で、運転状態を知らせる機種もあります。
燃焼ランプは、ガスが燃焼して給湯している時に点灯、あるいは点滅します。
・『燃焼異常で点滅』などの記載
・普段の燃焼時と違う点灯の色やパターン
・お湯を出していないのに勝手に点灯・消灯を繰り返す
説明書を確認し、どのようなケースに当てはまるのかチェックしましょう。
電子制御部分のエラーであれば、コンセントの抜き差しで復旧する場合もあります。
ガス臭さなどなく、点滅が気になる場合には、試しても良いでしょう。
ガス臭さや、酸っぱい匂いなど、不完全燃焼やガス漏れが疑われる場合には、専門業者に点検してもらいましょう。

■液晶ならエラーコードをチェック

燃焼ランプが、異常によって点滅する場合には、液晶部分に2~3桁の数字が表示される事が多いものです。
・102(ふろ機能寿命予告運転):給排気通路の閉塞、熱交換器フィン詰まりなど
・111(給湯点火不良):ガス元栓が開いているか、イグナイタ、ガスコントロール
・331(熱交サーミスタ異常):熱交サーミスタが短絡、断線
正常な運転ができなかった時に、点滅、コードの表示で異常を知らせるものです。
ガス、水道の元栓が前回になっているか確認。電源を切り、少し時間を置いてから電源を入れ直しても異常を知らせる点滅を繰り返す場合には、専門科に点検を依頼しましょう。
また、水漏れをして勝手に給湯器内にお湯が流れている場合にも、蛇口からお湯を出していないのに、燃焼ランプが点滅する事があります。

■不安なときは無料点検で解決!

・お湯を出していないのに勝手に燃焼ランプが点滅
・エラーでパネルそのものが点滅
・ランプがいつもと違うつき方をする
そんなときは、水漏れ、電子回路の故障、燃焼の異常、機器の故障が起きているかもしれませんから、業者の点検を受けておきましょう。
点検無料の駆けつけ型サービスをしている専門業者なら、費用の心配もなく、気軽に頼めますね。

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