給湯器パネルにエラーコード!どうしたら良いの?

給湯器の操作パネルには温度設定などの表示がありますが、見慣れない『101』や『U6』などの文字が出たり、電源ランプが点滅したりすることがあります。こうしたエラーコードが表示された場合の対処法についてお話しましょう。

■エラーコードが出たら?

エラーコードは、運転に異常があったことを知らせてくれます。
ガスの元栓や、止水栓が閉じている場合、機器の不良で点火できないときや立ち消えが起こった時に、原因に応じた数字や記号が表示されるので、対処しやすくなります。
①  取扱説明書を見てエラーの内容をたしかめる。
(エラーコード表の指示に従って原因を取り除くのが基本です。)
② ガスの元栓確認、吸排気口の掃除、給湯をやめて時間を置いてから使う、電源の入り切りなど、自分でできる対処法を試みる。
③ 取扱説明書のコード内容が『サービスマンを呼んでください』など、点検依頼が必要な場合には業者に連絡する。
取扱説明書を見ると、自分で対処可能なのか、点検修理が必要なのかを区別しやすくなります。
部品の消耗や、劣化で起こるエラーの場合は、電源の入り切りだけで復旧できても、エラー示がしばしば出るようになります。

■よく見られるエラー表示

『111』添点火不良
『121』途中失火
※ガス栓、止水栓を確認。電源を入り切りして復旧できれば様子を見ながら使用可。

『140』加熱センサー動作
『610』燃焼ファン異常
『632』風呂循環不良
『710』電子ユニット異常、ふろポンプ回路異常
『760』ドレン排水切替ユニット通信不良
※電源の入り切りを行って復旧できれば様子を見ながら使用可。

不具合のある部品を特定できるエラーコードもありますが、部品の消耗や故障の場合にはパーツの交換が必要になりますから、点検業者に来てもらったほうが良いでしょう。
また、寿命が近づいている場合にも、エラーが起こりやすくなりますし、部品そのものの劣化だけでなく、電子基盤が原因になっていることもあります。
『140』の温度異常が、基盤の劣化で頻出するケースもあります。

■サービスマンor駆けつけサービス

取扱説明書を読んでいくと、『サービスマン』について案内されています。
しかし、初期不良など、購入から1年の保証期間が過ぎると、有料になることがほとんどです。
給湯器を早く使えるようにしたいけれど、ちょっとした点検のみで数千円以上の料金が発生するのは嫌だなと感じる人も多いでしょう。
給湯器点検修理の駆けつけサービスを行っている業者では、無料点検をしている場合があります。
エラーコードが出て不安を感じる場合には、こうした点検業者にチェックしてもらうと良いでしょう。

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