給湯器がエラーで停止~再起動させる方法とは?

いつも温かいお湯が便利に使える給湯器の存在はありがたいですね。それだけに突然の不調には戸惑ってしまいますね。お湯がでない、運転が止まってしまう…そんな、エラーが起こってしまった時の再起動の方法についてお話しましょう。

 

■エラーのときチェックしたいこと

<ガスの安全装置が働いていないか>
ガスには、マイコンメーターが使われていて、震度5クラスの地震や、ガス漏れを検知した時に、ガスの供給をストップさせるシステムになっています。
元栓近くのメーター部分をチェックして、安全装置が働いていないか確かめましょう。もし、作動していたら、復旧ボタンをしっかり3秒ほど押し込み、ランプの点灯が止まってから給湯を試してみましょう。

<エラーコードが表示されていないか>
不完全燃焼やパーツの不具合が起きているとき、安全のため運転をストップし、リモコンの液晶部分に、アルファベットと数字を組み合わせた「エラーコード」が表示されます。取扱説明書を確認し、指示に従いましょう。業者に任せた方が良い指示がでてる場合には、専門業者に連絡を取りましょう。
<ガス臭さなど異常がないか>
ガス漏れや不完全燃焼が起こっているとしたら、事故につながりかねませんから、臭いをチェックしましょう。気になる臭いがする場合には、窓を開け、ガスの元栓をしめて、業者に点検を依頼しましょう。

 

■ガス臭さなどの異常がなければ…

事故につながる危険がなければ、電源の入りきりで、電子基盤の回路をリセットすることで復旧する場合があります。
コンセントや、電源ブレーカーを切って、20分ほど待ってから電源を入れなおすと、電子回路がリセットされて再起動できる場合があります。
また、雷などの過電流で、給湯器のブレーカーが落ちていることもあります。
手動でブレーカーを上げて通電している場合には、様子を見ながら使えるでしょう。
もし、給湯器内部のヒューズが切れている場合には、交換可能な物ばかりとは限らないので、専門業者の点検が必要になるでしょう。

 

■安全の確保をチェックして

エラーが起こって運転が止まってしまう場合には、安全を守るために仕方のない場合もあります。
屋外設置の給湯器では、まわりに空気の流れを阻害する荷物が積んであったり、吹き付けた枯れ草が張り付いていたりして、燃焼がスムーズにできていない場合もあります。
安全を確保した上で、再起動を試し、それでも停止を繰り返す場合には、専門業者の点検・修理が必要です。

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