給湯器のフィルター掃除でドブ臭さシャットアウト!

1日の疲れをお風呂で癒すのが楽しみだと言う人は多いですね。ところが、お風呂がなんだかドブ臭いという悩みも多いもの。お風呂が古いからなのか、掃除の仕方が良くないのか…。フィルター掃除など、ドブ臭さを防ぐポイントを紹介しましょう。

 

●お風呂のドブ臭さの原因は?

翌日にお風呂のお湯を、追い焚き機能で沸かし直しする事がありますが、続けているうちに、ドブ臭く感じることがあります。
一度、入浴したお湯には、皮脂が溶け込んでいますし、雑菌の繁殖が起こって臭いが発生しやすくなっています。
しかも、こうした汚れを餌にする細菌は、バイオフィルムと呼ばれる膜を作って、汚れが溜まりやすい環境を作ってしまいます。
沸かし直しをするときには、浴槽の中のお湯をもう一度ひきこんで、熱交換器で温め直しています。
熱交換器そのものに、浴槽から引き込んだお湯が直接触れることはありませんが、浴槽とお湯のやり取りをする配管、フィルターには排水しても少しお湯が残ってしまいます。
こうした残り湯の汚れを餌に臭いがでやすくなってしまうのです。
浴槽のお湯を抜いて、浴槽内をこすり洗いするだけでは、臭いのもとを取りきることができません。

 

●フィルター掃除でお風呂のドブ臭さを防ぐ

浴槽のお湯を循環させるフィルター部分には、汚れがたまりやすく、網状になったフィルター部分を外して、掃除する必要があります。

<フィルター部分の掃除>
お湯を抜いたあと、丸いフィルターを握って静かに回すと外れます。
週に1度程度は、フィルターを外して網目に引っかかっている髪の毛、垢などを綺麗な水を使って洗い流しておきましょう。
シャワーを勢いよく内側から当て、古歯ブラシなどを使って軽くこすって汚れを落とします。

<フィルター下部分の掃除>
フィルターを外すと、お湯が出入りする部分が露出します。
シャワーを当てて、勢いよく水かお湯を出して、水流で汚れを落とします。
フィルターを外して掃除しなければ、バイオフィルムが形成されてさらに汚れがたまりやすくなります。

 

●配管・フィルターに汚れを溜めない

・翌日以降の追い炊き回数を抑える
・フィルターを外して掃除する
・フィルターを外した部分にも強い水流を当てて汚れを取る
・風呂釜洗浄剤を使った掃除を月に1度程度行う
沸かし直しのお風呂は、節水に有効ですが、お湯が臭う時は、風呂釜洗浄剤や、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を利用した、清掃をして、配管の殺菌を含めたお掃除をしておきましょう。
それでも、すぐに臭いがしてくる場合には、プロのお掃除業者を頼むか、機器の入れ替えで対処するべきかもしれません。

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