浴室乾燥機の運転は何時間かかる?早く乾かすコツまとめ

お天気に関係なく洗濯が干せて、浴室乾燥機は便利ですね。ただ、運転時間が長くなれば光熱費が掛かりますから、できるだけ早く乾かしたいものです。浴室乾燥機の運転時間を短くするコツを紹介しましょう。

 

■浴室乾燥機の運転時間短縮のコツ

<浴室内の水分をとってから運転する>
・浴室内の水滴を拭き取る
・残り湯のない状態にする
・運転前に換気扇を回す
浴室乾燥機を運転するまえに、浴室内の湿度をできるだけ、下げておくことが大事です。
壁や床をワイパーなどで水切りし、できるだけ水分を残さないようにします。
特に、入浴後の使用では、乾燥機を運転させる前に、換気扇を回して空気の入れ換えをしておくと湿度を下げやすくなります。

<風が通る隙間を空けて干す>
・送風口近くに厚物を干す
・風の通り道を意識して配置する
・ハンガーを組み合わせて身頃の間に隙間をつくる
・干す洗濯物の量は取扱説明書推奨に従う(1坪なら3kg程度)
洗濯物を早く乾燥させるには、洗濯物の配置も重要な要素です。
ジーンズなどの綿素材の厚物は、送風口のそばに置き、送風口からの風の流れ道を意識して、他のものを配置しましょう。
洗濯物通しが近すぎたり、送風口からの風をせき止めるような向きになっていたりすると、風がまわりにくくなってしまいます。
また、ジーンズ専用のハンガーなどの便利グッズや、針金ハンガーを組み合わせて、衣類を広げて干してみましょう。

 

■浴室乾燥機の乾燥時間はどれくらい?

<ガス乾燥機パロマPBD-C33PTC1Jの場合>
“約1時間~1時間30分 ●浴室周辺 温度15℃ 湿度60% ●1坪浴室(1.6m×1.6m)”
“洗濯物2kgで1時間10分~1時間40分”

(参考)パロマPBD-C33PTC1J取扱説明書
http://www.paloma.co.jp/cmsfile/product/2010112979PqHu.pdf

<電気乾燥機>
●浴室外 温度15℃ 相対湿度60% ●1坪浴室(1.6m×1.6m)
“2kgで2時間から5時間程度”(グラフ資料から読み取り)

(参考)三菱 V-141BZタイプ 取扱説明書
https://dl.mitsubishielectric.co.jp/dl/ldg/wink/ssl/wink_doc/m_contents/wink/FAN_IB/1506875hd4203_ib.pdf
同じ広さの浴室内で2kgの洗濯物を乾燥させた場合、機種による違いもありますが電気よりも、ガスのほうが短時間で乾燥できる傾向があります。

 

■浴室乾燥機にはどんなものがあるの?

電気式の場合には、エアコンと同じような仕組みで温風を送り出し、ガス式は熱源で作り出した温水を使って温風を作り出しています。
送風ファンはどちらも電気で動かしていますが、最もエネルギーを使う温風を作り出すための熱源が違います。
電気はガス設備の設置と比べてラクな場合が多いですが、ガス式のパワーにひかれる方もいらっしゃるのでは?
環境によって設置条件が変わりますから、専門業者の見積もりをとって検討するのが適切な判断が下せます。
点検・見積もりを出張料無料で行ってくれる業者に問い合わせてみましょう。

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