浴室乾燥機の賢い使い方とは?節約のコツ

転校に左右されずに洗濯が干せ、寒い季節浴室を温めるのにも役立つ、浴室乾燥機は便利ですね。ただ、光熱費が心配で活用しきれていないという声も聞かれます。節約のコツを押さえて、便利に活用する方法を紹介しましょう。

 

■浴室乾燥機の運転コストについて

熱源が電気の場合、乾燥のときに1,200W、3時間程度の運転が必要です。
1kwhあたり26円だった場合の電気代は、およそ93円。
1ヶ月に20日間使ったとして、1,872円です。
浴室乾燥機を使って早く乾燥させる事ができるのは…
・浴室内の空気の入れ換えで湿度を逃がす
・室温を高温にして洗濯物の水分を蒸発させやすくする
という仕組みを使っているからです。
送風や換気では、26Wと格段に使用電力が低くなります。
洗濯物を干すと、一気に湿度が上昇します。
ところが、多くの浴室乾燥機では、乾燥運転よりも換気運転のほうが、空気の入れ換え能力が高くなっています。
洗濯物をセットしてから、一度、換気運転をしてから乾燥運転を行い、高いいワット数を使って運転する時間を減らすと電気代が抑えられます。
もし、スマートライフプランなどに加入済みなら、深夜1時~早朝6時の間に乾燥運転を行う…という方法もあるでしょう。

 

■ガス熱源の浴室乾燥機の場合は?

パロマPBD-C33PTC1Jの場合、乾燥運転では、ガス消費量3.3kw(2,800kcal)、消費電力43W、送風運転消費電力20 Wです。
乾燥時間の目安が1時間半から2時間として計算すると、57円~76円程度になります。(ガスは都市ガスA13、1㎥あたり142.66円、電気代26円/kwhとしました。)
1ヶ月20日間使用で、1,140円~1,520円です。
ここに、換気のみで湿度を逃がす方法を取り入れると、乾燥運転の時間を短縮できそうですね。
一般の電気熱源とガス熱源の浴室乾燥機を比べると、断然ガス式のほうが、光熱費節約をしやすい結果です。
ガス配管設備のあるお宅なら、給湯器更新のときに熱源機搭載のものに替えての導入を検討しても良いでしょう。
(参考)パロマPBD-C33PTC1J
http://www.paloma.co.jp/cmsfile/product/2010112979PqHu.pdf

 

■熱源選びと、使い方で節約

・換気で湿度を逃がす
・乾燥運転はできるだけ短く
・空気の通り道を考えた配置で干す
・厚物は、送風口の近くに干す
・浴室内の水滴はキレイにふきとる
・残り湯をためずに使う
浴室乾燥機の熱源選びと、使い方が節約のポイントになります。
浴室乾燥機を使うたびに電気料金を気にしているなら、給湯器の入れ換えタイミングは更新のチャンスです。
専門業者に見積もりをお願いすると、具体的な費用が見えて来ますから、検討しやすいですね。

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