バス乾燥機の失敗しない選び方が知りたい!

室内干しがいつでもできて、冬のヒートショックのリスクを下げてくれる等、バス乾燥機をこれから使ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか。新築や大掛かりなリフォームでなくても取り付けできる機種もあります。失敗しない選び方についてお話しましょう。

■ポイントをざっくり説明すると…

バス乾燥機は、熱源と設置形態によって工事の内容が変わってきます。
① 設置環境にあう熱源タイプ・システム選び
② 給湯設備との併用・連動は?
③ 必要とする搭載機能は何か?
新築であれば、設計の段階で希望の要素を満たすことができますが、小規模リフォームなどあとづけで検討する場合には、熱源、換気ダクトなどの制限が出てきます。
予算や、リフォームの規模などを含めて、見積もりをとって検討する流れが一般的です。
また、機種や使い方によっては、光熱費が跳ね上がることもあるので、利用目的にあった使い方が無理なくできるかもチェックしておきたいところです。
では、それぞれのポイントをもう少し詳しく見ていきましょう。

■バス乾燥機選び方のヒント

<熱源>
『電気』
セラミック、グラファイトヒーターを使って熱を作り出す仕組みを採用。壁掛けなど設置が楽な機種がある。
ヒートポンプ式熱源は熱効率が良く、洗面所やトイレの暖房、換気と連動できるが、配管など工事が複雑になる。

『ガス』
熱源機で作った温水の熱を利用する仕組み。配管など導入工事がやや複雑になるものの、ランニングコストが抑えられるケースが多い。
高効率のエコウィル、エコファームとの相性も良い。

<給湯・暖房との併用>
給湯・暖房と、バス乾燥機の設備を使う前提ならば、トータルで配管、機器選択を行えます。
ガス熱源で導入する場合、給湯・暖房・バス乾燥機のすべてをまとめて都市ガスでまかなうと、光熱費を抑えられるケースが多いです。

<搭載機能>
換気・乾燥、暖房、衣類乾燥、涼風の他、ミストサウナ、ナノイーでカビ抑制、衣類脱臭、タイマー設定、温度湿度感知による自動運転など

■設置条件にあった機器はどう選ぶ?

・とりあえず乾燥・暖房⇒電気式・壁掛けタイプ…一番手軽
・ガス給湯器の更新とあわせて検討⇒ガス式・給湯器とセットで設計された高効率タイプ
・オール電化⇒電気式・リフォーム、ダクトありなら埋め込み式
・光熱費を気にせず頻繁に使いたい⇒高効率ガス式
といった傾向が見えてくるのではないでしょうか。
希望条件と、設置環境にあったバス乾燥機を探すには、専門業者の見積もりが必要です。
見積もり無料の専門業者なら、気軽にお願いできますね。

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