給湯器の警告音がなった!どう対処したらいい?

給湯器を使っていて普段聞かない妙な警告音がなることがあります。ノーリツ機種では、“ファラリラロ”といった、半音階で下降するような不気味な音です。電源オン・オフのときや、呼び出し音とは全く違うので、危険がないのか不安になってしまいますね。給湯器の警告音と対処法についてお話しましょう。

■給湯器の電子音の種類について

・電源のオン・オフ ピロリン⤴、ピロリン⤵
・呼び出し音 ピロリロリン ピロリロリン
・お風呂がわきました アナウンスと電子メロディー
・設定温度が変更されました アナウンスとピッという電子音
・突然、下降する不気味な“ファラリラロ⤵”
(ノーリツ機種の電子音を参考)

電源のオン・オフ、設定の変更など、リモコンのボタン操作をすると反応して電子音やアナウンスが流れるようになっています。
この時、エラーが起きた時や、不具合を知らせる時には、“ファラリラロ⤵”と、通常の電子音とは異質の警告音が鳴ります。
これは、故障が起きていること、点検が必要な状況にあることを知らせています。
電子基盤が古くなりコントロールがきかなくなってくると、リモコン操作をしていない時でも、突然“ファラリラロ⤵”が鳴り出すことがあります。

■“ファラリラロ⤵”は点検が必須です

ガスの燃焼など、運転すると危険なトラブルが起きているのか、電子基盤のみの問題なのか、原因の特定をするためには、専門科の点検が必要になります。
エラーコードがでている場合、取扱説明書に従って対処しますが、サービスマンを呼ぶことが推奨されるケースも少なくありません。
電源の入りきりでエラーがリセットされる場合もありますが、長年使っている場合には、エラーが増えていきます。
危険が予想される故障なら、すぐに使用をやめなければなりません。
点検を受けておいや方が良いでしょう。
原因を特定した上で、業者に修理か入れ替えを選ぶか相談するなら、納得しやすいですね。

■警告音は寿命が近い事を知らせている

一般的に、給湯器の寿命は10年前後と言われています。
まだ使いはじめて5年未満の場合、修理で5年使えるかもしれません。
しかし、8年ほどの場合、修理に数万円以上かけても何年使えるかは未知数です。
器具の傷み具合を専門科に点検してもらい、簡単な修理で寿命が伸ばせるか相談する事が必要です。
修理費用の見積もりによっては、様子を見ても良いでしょうし、安心して使うために入れ替えを選ぶ場合もあるでしょう。
信頼できる、専門科に相談して、給湯器と安全に付き合っていきたいですね。

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