給湯器のトラブル~水漏れ・凍結について

給湯器には凍結防止装置がついているといいますが、冬のマイナス気温になるような時には、凍結トラブルが起こることがあります。水道管や、配管が凍ると、管に亀裂、パッキンなどの部材が傷んで水漏れの原因にもなり注意が必要です。給湯機の水漏れ・凍結についてお話しましょう。

■水が出ない!凍結したかも…

冷え込みの厳しい時に水が出ない場合、凍結が原因かもしれません。
凍結の場合、台所やトイレなど他の場所の水も止まってしまいます。
給湯器は、当然ながら、水がこないと運転できませんから、電源ボタンを切りにして、外気温が上がるのを待ちましょう。
凍っている場所が確定できる場合には、ドライヤーの温風をあてると早く復旧するかもしれません。お湯をかけるのは、電子基板のトラブルの原因になるのでやめましょう。
問題は、外気温が上がって復旧する時に、水漏れが起こる場合がありますから、凍結が溶けたあとに、水漏れをチェックし、漏れがあるようなら、元栓を閉めて業者を呼びましょう。
関東でも、年間、数日程度は氷点下を観測する日があります。
2017年では1月に6日、2月に2日あり、油断は禁物です。
東北よりも北の寒さが厳しい地域では、水道管など配管そのものが防寒になっていたり、室内設置になっていたりしますが、関東では、屋外設置も多く、気温が氷点下の時には注意が必要です。

■給湯器の凍結を防ぐには?

給湯器には、凍結防止機能が搭載されています。
凍結の可能性が高い気温になると、安全装置が働いて、給湯器内の温水を循環させたり、温めたりして給湯器の内部で凍結が起こらないようにするものです。
待機電力節電のため、ブレーカーを切る、コンセントを抜くなどを実行している場合には、注意が必要です。
パネルのスイッチが『切り』になっていても、通電していれば、安全装置が働きますが、通電していない状態では、給湯器内部や追い焚きの配管内で凍結するリスクが高くなります。
また、給湯器までの配管などは、設置場所の特性に応じた防寒仕様が必要なことがあります。

■水漏れ・凍結には駆けつけサービス

凍結が起こる季節では…
『いったん水が出るようになって漏れに気づく⇒元栓を閉める⇒水流が止まり凍結しやすい状況⇒夜には再び冷えてまた凍結』と言った事態をさけるためにも、「凍結かも」、「水漏れが起きた」という場合には、駆けつけ型サービスを行っている業者に来てもらい、すぐに対応してもらうのが一番です。
冷え込む季節に何日も給湯器が使えないのはつらいですよね。
万が一交換になっても、半日もかからずに作業してもらえるスピード工事可能な業者なら、すぐに問題解決ができます。

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