給湯器の設置は空気の流れが大事!

ガス給湯器は、ガスを燃焼させて作り出した熱を使ってお湯を沸かします。エラーが出て停止してしまうなど、トラブルが続く時には、空気の流れが悪いことが原因かもしれません。給湯器の設置場所回りは片付いていますか?気をつけておきたい給湯器と空気の関係についてお話しましょう。

■空気の流れを悪くする原因をチェック

『給湯器回りは片付いている?』
最近の屋外設置型の給湯器は、見た目もスッキリしていてパッと見た目、中でガスを燃やしている器具だと言うことを忘れてしまいそうなスマートさです。それでも、業者が設置する時には、設置基準を守って正常な運転ができるようにチェックしています。
何気なく近くに積み上げたダンボール、すぐ横のサイクルハウスなど空気の流れを邪魔するものがあるとトラブルのもとです。

『軒先に“すだれ”など置いていない?』
ベランダに設置している場合に、目隠しを目的に置いていたすだれが給湯器の吸排気を邪魔していたという例もあります。十分な間隔を取って、風であおられても、給湯器にかぶることが無いように注意したいですね。

『風で巻き上がった枯れ草などついていない?』
台風などの強風のあと、巻き上げられたゴミや枯れ草が吸排気にくっついて空気の流れを邪魔してしまう場合があります。風の強い日のあとの不調では給湯器の様子をチェックしてみましょう。

■それでも不完全燃焼やエラーが続くとき

空気の流れを悪くしているものがないかチェックして、改善したのにエラーがよく起こるという場合には、内部のセンサーが誤作動しているか、一部部品が劣化して、スムーズな運転ができなくなっている可能性があります。
また、周辺の環境が変わって、強い風が吹き込みやすくなった、反対に密閉性が高まってしまったという場合には、部材を追加して吹き込みを防いだり、強制排気型の機種への変更を検討したりするなど、専門業者の判断が必要になります。

■現場での見積もり・点検の大切さ

市場に流通している給湯器は、ある程度の環境の違いに対応して安全に運転できるように設計されていますが、不具合が続く時には、現場にあった機種と施工になっているか、劣化していないかを専門業者にチェックしてもらうことが必要です。
「機種やスペックなど聞かれてもちょっと難しくてわからない」という場合でも、最近は、スマホ画像で問い合わせできる業者さんもいます。
点検や見積もりに無料対応してくれる駆けつけ型サービスなら、困ったときに頼りになりますね。

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