今と昔の給湯器はどこが違う?とっても省エネなワケは?

「新しい機種に入れ換えたほうが省エネになる」といいますが、どんなところが昔の給湯器と変わっているのでしょう?最新機種の給湯器に入れ替えると省エネになるワケについてお話しましょう。

 

■給湯器の新機種は何が違うの?

『安全性が高い』
ガス給湯器の安全装置義務化が1989年に行われました。その後、ガス給湯器は電子制御で安定した運転が行われるように改良が進められ、新機種ほど精度の高い技術が使われています。異常燃焼が起こった場合には、エラーコードで原因を知らせてくれます。

『燃料効率が高い』
昔は、いつでもお湯が使える“アイドリング状態”を保つのに種火や待機電力を必要としましたが、現在は、立ち上がりがはやく、待機電力も少なくなっています。もちろんお湯を沸かす時の熱効率も、格段に良くなり、排熱を利用や、ヒートポンプを活用する方式が広がっています。

『省スペース・操作性の向上』
技術の進歩で、薄型なものや、排気口の位置を設置場所にあわせて選べます。ガス給湯器をマンション内でより安全に省スペースで設置できます。また、電子制御で簡単に運転をコントロールでき、熱源に関わらず操作性も使いやすくなっています。

 

■エコジョーズやエコキュートについて

『エコジョーズ』
2006年にノーリツが開発発売した、高効率ガス給湯器です。従来機種の熱効率が80%なのに対して、90%の熱効率。従来型は排熱が200℃ありますが、この熱を使って水を温めてから、メインの熱交換器に通します。貯湯タンクの必要な電気温水器やエコキュートよりも、省スペースなのも魅力です。

『エコキュート』
2001年にコロナが発売したのが始まりです。空気中の熱を取り出して利用する“ヒートポンプ方式”によって、従来の電気温水器の3倍の熱効率を得ることができます。さらに保温タンクの性能を二重巻きにして向上させるなど、より、省エネな仕組みが採用されています。

『ハイブリッド(エコワンなど)』
エコジョーズとエコキュートのメリットを掛け合わせて、より省エネでの給湯ができます。

 

■高効率機器が当たり前になってきている

毎年のように機種の改良が行われていますから、省エネ性能が向上するのはもちろん、操作性も良くなっています。
新しい機種を選ぶと、それだけで省エネになりますし、使い方にあった機種を選ぶのも省エネのコツです。
・『エコキュート』や『エコワン』:たくさんのお湯を常に使う
・『エコジョーズ』:少人数で必要なお湯を使うパターン
専門業者に見積もりをとってもらうと、より、ラクに省エネができる給湯器選びができますね。

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る