給湯器のお湯が熱い!なにが原因?

給湯器が水しか出ない、ぬるい温度にしかならない、やたら熱いお湯が出る…突然、快適に使えなくなってしまったらホントに困ります。特に熱すぎるお湯は、やけどのキケンもあります。どんなトラブルがおきているのでしょう?自分でできるチェック項目を紹介しましょう。

■やたら熱い!どこをチェックしたら良い?

・リモコンの温度設定が変更されていないか
・循環フィルターのつまり、取り付け不良はないか
・外気温の影響はないか
・温度センサーの故障
・燃料コントロール、水量コントロール装置の異常
・電気基盤のエラー
急に熱いお湯が出た時、知らない間に家族が設定温度を変えていたということもあります。
まずは、温度設定をチェックしましょう。
外気温の影響ならば、使っている間に設定温度相応の温度になりますが、機器にダメージがある場合には、自然に直りませんから点検を受けましょう。
ここで基盤が点滅しエラーコードが表示されていれば、取扱説明書に従ってチェックし、改善されない場合は業者に連絡して点検を受けましょう。
特にエラーコードが表示されていない場合には、循環フィルターのつまり、ガス栓がしっかり開いているかを確認し、一度電源を切って入れ直します。
電気基盤エラーなら、電源の入り切りで解消されることがほとんどです。

■ガス給湯器は10年で寿命

部品のストックが10年で廃盤になってしまうことから、多くの給湯器の寿命は10年程度といえます。
中には、運悪く5年ほどで不具合が出始めるケースもあります。
この場合、不具合を起こしている部品を交換して修理することが可能です。
しかし、10年を超えている場合には、幸運にも部品交換ができても、他の部品にいつ不具合が起こるか不安定な状態だといえます。
なんとなく温度が安定しない、音が大きくなった気がする、エラー表示が頻繁に出る…こんな風に感じたら、いつ止まるかわからない要注意のサインだと思いましょう。

■給湯器が急に壊れたら困る!

そんな風に思われるなら、動作が不安定になっていると気づいたところで、業者に相談しておきましょう。
型式番号がわかればプロは製造時期が予想できますから、寿命が近いのか、修理で対応可能かの相談に乗ってくれるでしょう。
スマホを使ったネット受付ができる業者なら、品番を写真で送って相談することができる場合もあります。
突然給湯器が使えない!なんていう最悪の展開にならないためにも、気になった時に思い切って問い合わせをしてみましょう。

 

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