給湯器の温度が不安定!原因と対策は?

シャワーを使っているときに、熱くなったりぬるくなったり不安定だと、せっかくのバスタイムも落ち着きませんね。給湯器に何か異常が起きているのでしょうか?それともちょっとした調整で解消できるものなのでしょうか?給湯器の温度が不安定な時の原因と対策についてお話しましょう。

■お湯の温度変化“あるある”の原因

① お湯のサンドイッチ現象
② 水圧の急激な変化
③ 燃焼の不安定、センサーなど機器の異常

①は、お湯を断続的に使っていると、配管の中でお湯と水がサンドイッチされる配置になり、不安定に感じます。
温度調整ができる機種では、給湯器内部でお湯と水を合わせて指定温度を作っています。
いきなり熱いお湯が出ては危ないですから、わざと水が先に出るように設定されており、断続的な使用で水が出るケースがあります。
②は、台所で水を使う、トイレの水を流すなど、水圧の変化に給湯器が反応して温度が不安定になる場合と、出湯能力が追い付かず温度が下がってしまうケースがあります。
水圧の変化が起こりにくい配管方法を検討したり、給湯器の出湯能力(号数)を上げたりすることが対策になります。
③は、給湯器の劣化や異常で、スムーズにお湯を作ることや、温度調整ができなくなっている場合です。
使用年数が10年を超えているなら、交換部品のストックが保証されていませんから、交換を検討するサインかもしれません。

■使い方の工夫で解消できなければ点検が必要

・断続的な使い方をした
・複数個所で水やお湯を出した
この場合は、仕方ない場合も多く、使い方の工夫で対処してみましょう。
ただ、急に熱湯が出るなど危険なレベルの場合には…
・給湯器の調整を行う
・水圧を安定させる配管工事
などが必要になります。
長年使っている給湯器の場合には、部品の劣化や変形で調整がうまくいかなくなっていることが考えられます。
点検を受けて調整や、部品交換で良くなることもあります。
場合によっては、寿命のサインだとわかることもあるでしょう。

■寿命サインの給湯器は使い続けないで!

心臓部となる熱交換器の交換や、給湯器の入れ替えはお金もかかることですし、もう少し持たせたい…そんな風に思うことも多いですが、安全に使えないレベルの異常は見過ごせません。
① 専門業者の点検で安全性を確認
② できるだけ安く確実な取り付けをしてくれる業者を選ぶ
このポイントが重要になってきます。
まずは、安全性が確認のために、専門業者に点検してもらうことが大事です。
無料点検を行ってくれる、駆けつけ型のサービスをしているところなら、すぐに見てもらえて安心です。

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