給湯器の運転音がうるさい…

給湯器はどうしてもある程度の運転音がするので、設置場所にも気を使う方が多いのではないでしょうか。古くなることで、音が大きく、耳ざわりなうるさい音になってくることもあります。給湯器がうるさいと感じたときにチェックしておきたいことをまとめてみましょう。

■給湯器の音がうるさいといわれたら…

給湯器の設置の仕方によっては、運転音がうるさく感じられることがあります。
もし、隣人からクレームが来るレベルになっていたら、消音カバーをつける、設置場所を隣家の窓に向けなくて良い場所に移動するといった配慮が必要になるでしょう。
・深夜に家事をする
・早朝・深夜に入浴することが多い
・深夜電力を利用している
このような生活音が少ない時間帯に使用する場合は、給湯器の音が目立ってしまい、クレームの対象になる場合があります。
給湯器を運転させると、ファンモーターの音や、燃焼音がどうしても出てしまいます。
しかし、ノーリツの給湯器の運転音が48dB程度だとするデータもあり、このくらいなら日常的な生活音レベルです。
耳障りな音がしてきたのなら、修理や入れ替えを考えた方が良いかもしれませんね。

■給湯器が劣化や異常で音が大きくなる時

・部品の劣化や摩耗で振動が大きくなる
・不完全燃焼でうなりや笛のような音がなる
・運転の異常が起こっている

こうした原因で給湯器の音がうるさくなってしまっているのなら、修理をして様子を見ても満足なレベルにならないかもしれません。
給湯器の寿命は、長ければ15年以上使えるケースがあるものの、8年を超えたところで、部品の劣化が進んでいるのは確実です。
10年を越えて交換部品のストックが保証されないというのも、こうした理由です。
音がうるさいと感じたのが、“もうすぐ8年”というタイミングなら、給湯器そのものが古くなってきたことが原因なのではないでしょうか。

■給湯器がうるさいときには業者に相談

給湯器の音がうるさくなってきたときには、エラーマークが出る一歩手前の状態かもしれません。
もし、900番台のエラー表示が何度か出ているなら、燃焼系の不具合が出ている証拠ですから、無理に使い続けるのは、心配です。
ガス給湯器では、不完全燃焼が起こると、センサーで運転がストップする仕組みがついているものの、二酸化炭素中毒や爆発などの事故が起これば取り返しがつきません。
専門家に診断してもらい、必要であれば、交換、買い替えを検討しましょう。
今までの給湯器の調子を見ながら、ちょうど良い機種を相談できると良いですね。

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