ハイブリッド給湯器に補助金はある?

エコリフォームなど省エネ機器導入に使える補助金が各自治体で利用可能ですね。ハイブリッド給湯器の設置に使える補助金はあるのでしょうか。導入費用が一般的な給湯器よりも高くなりますが、熱効率は抜群に良いですから、使える補助金があるなら知っておきたいですね。

■住宅ストック循環事業の場合は?

『住宅ストック循環支援事業』では、現在住んでいる住宅、購入した中古住宅について、エコ住宅リフォームを行うときに補助金が受けられる制度です。

①開口部の断熱改修
②壁、屋根・天井又は床の断熱改修
③設備エコ改修(エコ住宅設備のうち3種類以上を設置する工事)
【エコ住宅設備】太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯機、節湯水栓

① ~③の5万円以上の費用をかけた工事を行う場合には、A~Eのいずれかについても補助金が受けられます。

Aバリアフリー改修(手すり設置、段差解消、廊下幅等の拡張)
Bエコ住宅設備の設置(※ⅰ)(1種類または2種類の設置)
C木造住宅の劣化対策工事 (※ⅱ)(土間コンクリート打設等)
D耐震改修
Eリフォーム瑕疵保険への加入

(参考)住宅ストック循環支援事業補助金
https://stock-jutaku.jp/reform/

要件に当てはまれば、規定に応じて補助金が受けられます。
③のエコ改修で、ハイブリッド給湯器導入に対して受けられるのは24000円になっています。

■ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業

住宅の年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロとなる住宅の普及を目的とした補助金です。
一次募集はすでに終わっていますが、平成29年 6月8日~6月23日二次公募、7月3日~7月21日三次募集、7月31日~8月18日四次募集が予定されています。
要件を満たせば1戸あたり75万円の補助が受けられますが、ハイブリッド給湯器導入に対してだけの補助金ではありません。
ZEHの要件に当てはまる新築または、中古リフォームの中の一つとしてカウントされるだけです。

■自治体の窓口に問い合わせてみましょう

補助金には、自治体によって違いのあるものがあります。
神奈川県では、「二宮町住宅リフォーム補助金」や「清川村住宅リフォーム助成制度」など、自治体独自のリフォーム費用補助制度がある場合も見られます。
お住まいの自治体窓口や、エリアの事情に詳しい施工業者に問い合わせて見ると、補助金を使えそうか調べることができます。
設置基準をクリアできなければ、実際の施工工事を行うことができませんから、ハイブリッド給湯器を希望するのであれば、業者に相談しながらすすめると良いでしょう。

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