給湯器のお湯がぬるい原因は?

給湯器のお湯がぬるいなど温度が不安定だと、落ちついてシャワーに入ることができず不便ですね。温度がうまく上がらないのは給湯器の故障なのでしょうか?給湯器のお湯がぬるい時にチェックしておきたいポイントを紹介しましょう。

■うっかりが原因の場合

・混合水栓の温度の調整が低温(または水)になっていた。
混合水栓には温度調整の機能がありますが、設定温度がぬるくなっていないでしょうか?

・給湯器の設定温度が変更されていた。
夏場の暑いときは低めの設定でも違和感がありませんが、水温そのものが下がってくると同じ設定ではぬるく感じます。

・電源スイッチが入っていなかった。
・ガスの元栓を開け忘れていた。
器具近くの元栓だけでなく、ガスメーター付近の元栓が開いているか確認しましょう。
また、電源スイッチが入っていないなど、給湯器の燃焼が起こらない場合、配管にたまっていた分が出てしまったあとはぬるいどころか水しか出ないでしょう。

■こんな事はありませんか?

・耐震装置が働いて燃焼しなかった。
・立ち消え安全装置が働いて燃焼していなかった。
・2箇所以上で使うと温度が不安定になる。
水しか出ない場合は、給湯器が燃焼できていないかもしれません。
燃料の供給がストップしているなら、耐震装置、立ち消え安全装置が働いていないか確認しましよう。
ガスの場合、地震が原因でガスメーターの供給がストップになっている場合があります。
安全装置を解除しましょう。
また、ぬるい、温度が上がらないといったことが起こるのが、水圧の不足が原因になっていることがあります。
器具、配管の圧力調整の工事を業者に相談すると、解決する場合があります。

■給湯器の故障かもしれない…

給湯器の部品の耐久年数は5年が目安と言われています。
5年ほど使い続けると、劣化による傷みが出てきますから、部品が正しく動かない故障が起きているかもしれません。
『温度調整装置の故障』
『電気基盤の故障』
『圧力調整装置の故障』
こうした給湯器の部品が正常に動かなくなって起こる故障は、業者の点検をうけ、部品交換で対処できるかチェックしてもらうことが必要です。
ただし、部品交換と言っても、交換に手間のかかるパーツもありますし、簡単に修理できないケースもあります。
部品の在庫対応は10年までとなっていますから、それ以上使っているなら、買い替えを検討する時期に来ているのかもしれません。
エラーコードを参考に自分で対応できない場合には、すぐに来てくれる業者の点検を受けてみましょう。

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