電気温水器のメリット・デメリット
- 2017/10/29
- 電気温水器
ランニングコストが安い、すぐにお湯が出せるなど電気温水器は便利な給湯設備ですね。火を使わなくてすむシステムは安全性が高いというメリットもあります。電気温水気を使ってみたいと思う時に知っておきたいメリット・デメリットを紹介しましょう。
■電気温水器のメリット・デメリット
<メリット>
・光熱費を安くできる
・操作が簡単
・貯湯式だから予熱なしですぐお湯が出る
・エコキュートやハイブリッド式より設置費用が安い
<電気温水器のデメリット>
・追い焚きの時に電気料金が割高になりがち
・貯湯タンク式なので飲料用には一度沸騰させるなど注意が必要な場合がある
・タンク設置に基礎工事が必要、スペースが必要
・湯切れさせると使えるまで4~5時間かかる
電気温水器にする場合、低価格の電力が使える環境にあると、ランニングコストがグッと安くなりますから、メリットが大きいですね。
デメリットとしては、ガス給湯器と比べると設備が大掛かりになるので、設置費用がかさむこと。
また、必要な給湯量が少ないとお湯の循環サイクルが長くなり、衛生面がちょっと心配です。
■電気温水器はこんな場合に向いている
・太陽光システム、深夜電力などお得な電力が使える
・貯湯タンクの設置場所が確保できる
・毎日一定以上のお湯をどんどん使う
・エコキュートやハイブリッド式より導入コストを下げたい
電気温水器のランニングコストの安さは、深夜電力などお得な電力を使って効率よくお湯を沸かす事によるものです。
電力契約が一般的なものの場合は、ガスと変わらないか負けてしまう程です。
設置費用についてでは、電気温水器からの更新なら簡単ですが、ガスからの変更なら、貯湯タンクの基礎工事など他の作業が必要になります。
また、家族構成が変わって使うお湯の量が減った場合には、その都度沸かすガス給湯器の方が効率的になるケースが出てきます。
■用途や環境にあうか見積もりしてもらいましょう
電気はクリーンエネルギーのイメージもありますし、エコキュートやハイブリット型より安く買えるならどうなんだろう…と思うのではないでしょうか。
ただ、普段必要なお湯の量や、生活時間帯、設置場所の広さや条件によって、電気温水器のメリットがどれくらい発揮されるかが決まってきます。
無料見積もりサービスを利用すれば、専門家に見積もりをしてもらえます。
特に、設置費用はケースごとに大きな違いが出やすいですから、いきなりネット注文したりせず、見積もりをとって話を詰めていくことをおすすめします。