食洗機の温度はどれくらい?高温洗浄のメリット

食洗機のメリットは、家事の時短に役立つだけでなく、水道水の使用量が減らせることと、高温でスッキリと汚れを落としてくれることではないでしょうか。食洗機の高温洗浄のメリットについてお話しましょう。

■食洗機の洗浄温度はどれくらい?

パナソニック食洗機のパワフル洗浄では…
・ 40℃位の温度で酵素の働きを引き出す
・ 最高77℃~70℃、漂白効果の高い温度帯で洗浄
・ すすぎを60℃、70℃で行う

標準コースでも、52℃で洗い、すすぎ仕上げに70℃のお湯を使っています。(80℃すすぎ設定も可能)
食器のベタつきにありがちな、お肉の脂は、40℃~50℃で良く溶け、スッキリ洗うことができます。
お風呂の温度をイメージしてみると、45℃のお湯は、手洗いで使い続けるにはチョット熱いですし、50℃ではつけているのが辛い温度です。
また、温度が高いと汚れがよく落ちるものの、手の肌の皮脂も流れて手荒れがひどくなる原因になります。
高温洗浄は、食洗機だからできる技なのです。

(参考)パナソニック
http://panasonic.jp/dish/product/NP-TR9/wash.html

■食洗機の温度に決まりはあるの?

アメリカでは、食器洗浄機の洗浄温度に規格が決められていて、
ドアタイプの場合…
・洗浄温度が66℃以上
・すすぎ温度が82℃以上91℃以下
と決められています。
洗浄効果を上げることはもちろん、除菌や乾燥効果、安全性を考えたうえで設定されています。
日本では、規格はありませんが、大体のメーカーで、
・洗浄温度は60~70℃
・すすぎ温度は80~90℃
と言った温度帯になっています。

皮脂がスッキリ落ちる高温洗浄では、グラスの拭き取りで起こりがちなくもりができにくく、ビールの泡もクリーミーで持ちの良い泡になるほどです。
すすぎの仕上げに高温仕上げを使うと、乾燥が速く、乾燥送風を使わなくても、拭き取りがほとんどいらないのも嬉しいですね。

高温洗浄で光熱費が気になる方もいるかもしれませんが、手洗いよりも圧倒的に少ない水量で洗えます。
パナソニックNP-TR9は水量1/7、1回あたりの経費が手洗いの半分以下の27.1円だと試算しています。

(参考)パナソニック公式サイト
http://panasonic.jp/dish/product/NP-TR9/eco.html

■食洗機の取り付けを検討しているなら…

食洗機のメリットは、手洗いで洗えない高温で洗浄できることです。
75℃以上で1分間洗浄すると、食中毒の多くの原因菌を死滅させられます。
時短、エコ、清潔とメリットがそろっていますね。

(参考)厚生省 腸管出血性大腸菌Q&A
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000177609.html

“うちのキッチンに取り付け可能かしら?”
迷っているなら、すぐに来て無料で見積もりをしてくれる業者に問い合わせてみましょう。

 

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る