給湯器がガス臭い!どう対処するのが正解?
- 2017/11/8
- 給湯器
ガス給湯器は、機器の中でガスを燃やして熱交換器で水をお湯に沸かして出す仕組みになっています。安全な設計にはなっていますが、ガスの臭いがするなど異常を感じた場合には、使用をやめて点検を受ける必要があります。臭いが気になる時の対処法を紹介しましょう。
■ガス給湯器の異常を知らせる臭い
<ガス臭い>
LPガスを使っている場合、ボンベの残量が少なってきた時に臭いが出やすくなります。
または、ガス漏れが起きて臭いがでている場合もあります。
ガス機器の使用をやめて、契約ガスに点検をお願いしましょう。
<酸っぱい臭い>
不完全燃焼を起こしている時に、酸性のガスが発生し、酸っぱいような臭いや、目がチカチカするように感じる場合があります。
器具の異常が起きている可能性が高いので、器具の点検を依頼しましょう。
<焦げ臭さ>
ホコリや汚れが器具内に溜まり、焦げ臭さの元になっている可能性があります。
吸排気の溝にゴミがたまっていれば取り除きます。
機器の不具合が原因になっていることもありますから、原因がはっきりしないときは点検整備を依頼しましょう。
煙が上がるなど、臭いの他に症状がないかを観察しておきましょう。
■ガス漏れはガス会社に連絡すべき?
ガスの配管や元栓の安全装置は、ガスの供給会社の管理になっています。
関東で都市ガスを使っていて、元栓や安全装置の故障が原因の場合には、東京ガスに連絡して指示を受けましょう。
使っているガス器具が、東京ガス取り付けの場合には、給湯機器の点検もあわせて行うことができるでしょう。
ただし、東京ガスの公式サイトによれば、出張料が無料にならない作業内容もあります。
“<修理以外の作業例>
オーバーホール(分解掃除)、調整・改造、五徳・バナーキャップ・換気カバー・グリル皿等の交換、ガス工事、点検、ガス機器の設置等修理以外の作業の場合”
(参考)東京ガスのガス機器トラブルサポート
http://home.tokyo-gas.co.jp/service/trouble/index.html
■元栓に異常なければ給湯器専門業者に!
ガスの供給元に問題がない場合には、給湯器の取付業者に点検してもらうのが良いでしょう。
東京ガスが駆けつけ無料修理の対象にしているのは、東京ガスが取り付けした機器になります。
給湯器の不調を点検してほしい場合には、フットワークの軽い、専門業者に頼むのも良いでしょう。
給湯器は精密機器ですし、ガス臭い時にはガス漏れの危険があります。
ガスの濃度によっては、火災や爆発が起こるかもしれません。
ガス臭さが気になったら、給湯器の専門業者に連絡してみましょう。