電気温水器を使う場合の契約アンペアの選び方

 

電気料金は契約アンペアによって基本料金が変わります。電気温水器は、大きな電力を使いそうですが、契約アンペアが大きくなるなど影響があるのでしょうか?電気温水器の使用と契約アンペアについてお話しましょう。

 

■深夜時間帯の電力を使う契約プラン

東京電力は、オール電化向けプラン「スマートライフプラン」を提供しています。
夜間蓄熱式機器またはオフピーク蓄熱式電気温水器(総容量が1kVA以上)の機器を使っている場合に利用できるプランです。
深夜1時~6時の時間帯は17.46円、それ以外は25.33円になります。
電気温水器を使って、夜間にお湯を沸かして利用する場合には、こうしたプランを上手に利用するのがおすすめです。
スタンダードプランの場合には、はじめの120kwhまで19.52円、300kwhまで25.98円、それを超えると30.02円となります。
基本料金は、10アンペアごと、または1kVAあたり280.20円です。
契約容量の大きさによって基本料金は変化しますが、ブレーカー契約を10アンペア下げた時の差は280.20円です。
スマートプランでは、一度にたくさん使いすぎないことで契約電力のランクが変わります。
電気温水器を使うなら、スマートライフプランにして、一度にたくさんの電力を使わない工夫をすると電気代が安くなる可能性があります。
(参考)東京電力
http://www.tepco.co.jp/jiyuuka/service/plan/smartlife/index-j.html
(参考)東京電力 料金プラン
http://www.tepco.co.jp/jiyuuka/service/plan/index-j.html#ct02

 

■電気温水器の更新を考える時

以前から電気温水器を使っているなら、以前の深夜電力利用プラン「電化上手」を利用しているかもしれませんね。
この場合には、そのままの契約を続けたほうがオトクのようです。
ただし、これから電気温水器や蓄熱暖房の導入を始める方は申込みできないプランです。
東京電力を利用するなら、スマートプラン契約にし、消費電力の高い機器を使う時間帯が重ならないように意識して行くのが、節電のコツになります。
契約アンペア(ブレーカー容量)を小さくすると、基本料金の引き下げになりますが、オール電化のように使用量そのものが大きければ、そうもいきません。

 

■わが家に合う給湯プランは?

貯湯タンクのある電気温水器やエコキュートは、ガスよりも設備工事の負担が大きくなります。
タンク転倒を防ぐために基礎工事が必要な場合があるからです。
また、給湯器の熱源を変更するには電気やガスの契約内容を見直す必要もあります。
ただし、一部ではエコジョーズに変更することで、無駄なく必要量のみ沸かすことが、光熱費削減になるケースもあるようです。
温水器や給湯器を入れ替える時には、専門業者に設置コストと、ランニングコストについて見積もりをお願いしてみましょう。

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