給湯器をプロパンから都市ガス利用に転用できる?

一口に『ガス給湯器』といっても、プロパンと都市ガスでは、対応機種が違っています。プロパン利用で使っていた機器を、都市ガスに転用することは難しいのでしょうか?まだ年数が経っていない場合、「付け替えられたら良いのに」と思う場合もあるでしょう。給湯器の転用についてお話しましょう。

■プロパン用と都市ガス用の転用は?

外見はほとんど変わらないですが、プロパンと都市ガスでは、熱量が違うので、そのまま使うとエラーが出て、正常な運転ができません。
前管、ガスメカ、ノズル、ダンパーなどの、熱量変換にかかわる部品の交換ができれば、転用は可能です。
ただし、内カバーを外しての作業になりますから、専門業者に依頼すべき作業になります。
ガスコンロでは、構造がシンプルですから、自分で部品交換できたという話を聞くかもしれませんが、給湯器では少し複雑になっています。
適合する型番などがきちんと合っていないと事故のリスクが大きくなります。
費用は、新品機種の購入入れ換えと比べると、1~2割程度で済むケースが多いので、メーカーや専門業者に問い合わせてみましょう。
目安は3~4万円位ですが、機種によってかなり変わってきます。
給湯器の寿命と言われる10年前後を迎えているのなら、思い切って入れ替えを考えた方が良いかもしれません。

■部品交換は取り寄せ時間などがかかるかも…

部品交換はメーカー発注での取り寄せになる事が多く、古い場合、廃盤になっている事もあります。
・部品が廃盤になっていた
・できるだけ早く給湯器を使いたい
・エラーの頻度を下げたい
こんな場合は、部品交換よりも、機種の入れ換えがおすすめです。
「工場で組み上げられてきた新品」と、「数年使った機器の部品を交換したもの」を比べると、その後エラー無く使える期間が長いのは、前者でしょう。
転用は可能ですが、状況にあわせて、判断しましょう。

■駆けつけ型サービスに相談してみる

「年数も微妙だし、安くて早い取り付けができる業者がいれば良いなあ」と、思うなら、出張料無料、駆けつけ型のサービスをウリにしている専門業者に問い合わせしてみると良いでしょう。
設置現場を確認した上での見積もりを出してくれますし、対応がスピーディーなので、取り付けまでスムーズです。
スマホから、画像添付での問い合わせに応じたり、値引きサービスも行っているところなら、日中仕事をしている人も利用しやすいですね。

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