給湯器の設定温度~温度が定まらない時の対策は?

1日のおわりをお風呂でリラックスするのが楽しみという方は多いのではないでしょうか。そんな時、シャワーの温度が安定しないのは困りものですね。給湯器の故障で温度設定が不安定になっているかもしれません。給湯温度が不安定な時の対策についてお話しましょう。

 

■給湯器の温度設定について

かつての給湯器では細かい温度設定機能がないものもありましたが、ここ10年ほどの機種は、リモコンで運転がコントロールでき、給湯温度を1℃単位で指定できるものが主流です。
ガス給湯器では、入浴などの好みにあわせて42℃~50℃の間で設定し、手元の混合水栓で適温を作って利用している方が多いのではないでしょうか。
ガス給湯器では、電磁弁を使って燃料や水量の調整し、電気的にコントロールして細かい温度設定を可能にしています。
ところが、家の複数箇所でお湯を使う設計になっている場合、水圧が微妙に変化して温度が安定しないケースがあります。
・給湯器の号数を大きくする
・水圧を安定させられる配管をする
・サーモスタットつき混合水栓をつける
ただし、「サンドイッチ現象」の場合には改善が難しく、何が原因になっているのか、専門業者に相談してみたほうが良いでしょう。

 

■給湯器の部品不良のケース

給湯器が細かい温度調節を行えるのは、温度を感知して設定通りのお湯をつくれるように、電磁弁で燃料や水の量を調整しているからです。
・給湯器内の温度を感知するパーツを交換
・電磁弁パーツの交換
・不良の電子基盤を交換
温度が不安定になる場合、温度調整に関するパーツのどこかに問題があることが考えられます。
部品の保有期間が8年~10年を想定していることからも、給湯器の耐用年数は、8年~10年として設計されています。
6年ほど経過している給湯器が、今までよりも温度が不安定になっていると感じる場合には、パーツの劣化が原因の可能性が高いです。
やはり、専門業者に点検を依頼して、必要なメンテナンスを行うか、入れ替えを検討すべきでしょう。

 

■給湯器の設置には専門知識が必要

ネット通販が便利になり、給湯器本体が通販サイトでも見かけるようになりました。
激安価格で紹介されているケースもありますが…
・設置環境にあう機種か判断しにくい
・工事費用が別途、機材のみの販売
環境にあった機種選びには見積もりが必要です。
安さに惹かれて機器だけ購入しても、地元業者に取り付けを依頼したら、割高になるかもしれません。
地元に拠点を持っている、スマホ、ネット受付で無料見積もりサービスをしている業者に相談するのが、一番ラクなのではないでしょうか。

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