給湯器の故障?まずは元栓をチェック!

給湯器の元栓がどこにあるかご存知ですか?お湯が出ない、給湯器が故障したかもしれないという場合、水の元栓、ガスの元栓をチェックしてみましょう。元栓があいていない等の単純なミスなら、業者を呼ぶまでもありません。元栓にまつわるお話しを紹介しましょう。

■水の元栓、ガスの元栓、灯油の元栓

給湯器に水や燃料を供給している配管には、『元栓』がついています。
泊まりにきた友人、家族などが、気を利かせて元栓を触ったことを知らずに、給湯器の故障ではないかと慌てたという話や、引っ越してはじめて給湯器を使う時に場所がわからず困ったという話を聞きます。
『元栓』と言うくらいですから、これを閉めてしまえば給湯器への供給がストップします。
点検や、給湯器の取替工事の時には元栓を閉めておき、工事が完了したら、元栓を開けて運転チェックを行います。

■『元栓』はどこにあるの?

① 器具の近くの元栓
ガス給湯器の場合、屋外に設置していることが多いと思います。
燃焼部分のある本体と、その下の配管カバーという構造になっており、配管カバーの中に給湯器から一番近い『元栓』があります。
・配管にそってレバー部分が平行になっていると開いている。
・配管に対してレバー部分が直角になっていると閉まっている。
水の元栓は、レバー部分をおこしたり、押し下げたりする操作が多いですが、ガスの元栓の場合には、ハンドルを回して開閉することが多いです。
ガスコンロ横に付いている『⇔』マークの元栓では、『⇔』が配管に並行になっていれば、開いています。

② メーター近く供給元の元栓
水道、ガスでは、メーターの近くに元栓があります。
マンションやアパートの場合には、共有部分にメーターボックスがあり、複数の元栓が並んでいます。
たまたま、点検や器具の入れ替えで閉めたままになっている、他の住人が部屋番号を間違えて操作してしまったなど、確認したら閉まっていたということがあります。
地震でガスメーターがガスを遮断することもあります。(メーターのランプがつきます)

■エラーコードで元栓が怪しいかわかる?

リンナイ給湯器では、ガスの供給ができていない時に、『11』や『U1』が点灯します。
・水そのものが出ないときには、断水や水の元栓確認
・お湯が出ない、エラーが出るときは、ガス元栓、メーター遮断を確認
元栓を開けているのに正常に運転できない場合は、元栓を閉めていったん電源を落として1~3分置いてから電源をいれ、元栓を開けて運転してみます。
それでも正常に運転できない、頻繁にエラーが起きるという場合には、業者による点検が必要です。

 

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