給湯器から水漏れ!バルブをしめて対処しよう

給湯器から水漏れが起こったら焦ってしまいますね。設置場所によっては他の人に迷惑をかけることにもなりかねません。まずは、水の元栓、バルブをしめて対処するのでは?給湯器のトラブルとバルブについてお話しましょう。

■給湯器から水漏れが起こる原因は?

『パッキンなど接続部分の劣化』
配管の接続部分には、パッキンやネジ込みの密着を良くするためのシールテープを使っています。樹脂やゴムでできた部材は、だんだんしなやかさを失って痩せてきたり、もろくなったりしていきます。

『配管の劣化、亀裂やひび割れ』
配管には、銅管、ステンレス管、ポリエチレン管などが使われますが、高い圧がかかった時に、亀裂やひび割れ部分から水漏れが起こる場合があります。給湯器内部の劣化で水漏れすることもあります。
※凍結では、管内の水分が膨張し、耐えられ無くなる、接続部分に歪みが出る場合があります。

『水圧が急に上がった』
平地や海抜の低い土地では、水圧が高くなりがちで、夜間など、エリア全体の水道使用量が少なくなる時に水圧が上がりやすくなります。
日中耐えていた配管が、夜間に上昇した圧力に耐えかねて水漏れを起こすことは多く、『夜間の水漏れ』は良くあります。

■とにかく水を止めるには水栓バルブをしめる

ポタポタどころか、どんどん水がでてきてしまう場合には、水の元栓バルブをしめて対応しましょう。
給湯器本体への水を止めるには、本体からでている配管部分に水栓バルブがついています。
この水栓バルブで対応できれば、建物全体の水を止める元栓を閉めずに済みますから、給湯器に関係しないトイレタンクへの給水などは止めずに済みます。
給湯器に給水している配管部分に水漏れが起きている場合や、よくわからない場合には、元栓バルブをしめることで、水漏れを止めましょう。
ネジ込み接合部分のシールテープやパッキンの交換で直せる場合も多いですが、圧力に配管が耐えられなくなっているのなら、配管そのものを交換しなければ、水漏れを頻繁に繰り返すことになるでしょう。

■プロに点検してもらうのが確実

水漏れがおきたら、点検の上、必要な部材の交換、配管の更新をしてもらうことが必要です。
夜間に水圧が上がりやすいことから、日中の応急処置で止まったように見えても、不十分な処置では、夜間に再び水漏れを起こすかもしれません。
止水栓バルブをしめ、専門業者に来てもらうのが一番です。
駆けつけ型のサービスを提供している給湯器設置業者なら、万が一の給湯器の交換にもすぐ対応してもらえるので助かります。

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る