食洗機~新しい機種に替えるメリット

食洗機があると家族分の食器をまとめて洗う時間が短縮されて、食後のくつろぎタイムを作ることができますね。特に共働き家庭では必須アイテムとして人気を誇っています。そんな食洗機の入れ替えで、どんなメリットが感じられるか紹介しましょう。

■食洗機の寿命はどれくらい?

平均的な寿命は10年くらいですが、ビルトインタイプになると、もう少し長く使えるケースが多くなっています。
食洗機の故障では、水漏れが多く、給水ホースや排水ホース、リミットスイッチ(水位スイッチ)の故障が原因になっています。
“この部品が”原因だということがはっきりすれば、交換修理で使い続けることができます。
しかし、基盤そのものが使えなくなってしまった場合には、基盤の取り寄せができなければ修理はできません。
製造元の交換部品の提供は、6年がメドと言いますから、6年を越えて不具合が出た場合、業者さんの技術でなんとかなるもの以外は修理が難しいでしょう。
こうした部品のモチは、運によるところが大きく、10年使える場合もあれば5年ほどで故障してしまうこともあります。

■新機種はどこが進化している?

Panasonicの最新機種NP-TR9の機能を調べてみました。
『パワフル洗浄』
80℃の温水ですすぐので、油汚れがすっきり落とせ、除菌効果もあり。
こびりつき汚れに強いと評判です。食洗機の弱点を克服し、予洗いなしでも満足できる汚れ落ちだと評判です。
『エコナビ』
節水効果が一段とアップして、約11リットルで洗え、ランニングコスト27.1円。
Panasonicはエコナビがついて条件に合わせて節約モードで洗ってくれるので、節約効果が高いようです。
消費電力60HZの場合モーター85W、ヒーター1100Wです。
運転時間79分

2002年発売のNP-40SX2より5リットル節水、モーター使用電力5W削減になっています。
一世代前の2015年発売のNP-TR8では、ランニングコストはあまり変わりありませんでした。

上置きタイプの場合には、ランニングコストはそこまで劇的な変化はないものの、大きさ、洗浄ノズル、カゴ設置の改善がメリットだと感じます。

■食洗機の取替時のサインは?

食洗機では、不具合が起こると水漏れに悩まされる場合があり、放置していては、床を腐らせてしまうかもと心配です。
特にビルトイン型で水漏れが起こると素人が処置するのは難しいです。
古くなると、動作は問題なくてもカビが発生したり、匂いが出たり、衛生面での不満も出てきます。
長年かけてたまった汚れは掃除だけで取りきれず、問題が起こってきます。
食洗機のことで心配なこと、不満が出てきたら、専門業者に相談して、新しい機種に入れ替えてすっきりしたいものです。

 

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