食洗機の温度はどれくらい?高温洗浄のメリット
- 2017/10/29
- 食洗器
食洗機のメリットは、家事の時短に役立つだけでなく、水道水の使用量が減らせることと、高温でスッキリと汚れを落としてくれることではないでしょうか。食洗機の高温洗浄のメリットについてお話しましょう。
■食洗機の洗浄温度はどれくらい?
パナソニック食洗機のパワフル洗浄では…
・ 40℃位の温度で酵素の働きを引き出す
・ 最高77℃~70℃、漂白効果の高い温度帯で洗浄
・ すすぎを60℃、70℃で行う
標準コースでも、52℃で洗い、すすぎ仕上げに70℃のお湯を使っています。(80℃すすぎ設定も可能)
食器のベタつきにありがちな、お肉の脂は、40℃~50℃で良く溶け、スッキリ洗うことができます。
お風呂の温度をイメージしてみると、45℃のお湯は、手洗いで使い続けるにはチョット熱いですし、50℃ではつけているのが辛い温度です。
また、温度が高いと汚れがよく落ちるものの、手の肌の皮脂も流れて手荒れがひどくなる原因になります。
高温洗浄は、食洗機だからできる技なのです。
(参考)パナソニック
http://panasonic.jp/dish/product/NP-TR9/wash.html
■食洗機の温度に決まりはあるの?
アメリカでは、食器洗浄機の洗浄温度に規格が決められていて、
ドアタイプの場合…
・洗浄温度が66℃以上
・すすぎ温度が82℃以上91℃以下
と決められています。
洗浄効果を上げることはもちろん、除菌や乾燥効果、安全性を考えたうえで設定されています。
日本では、規格はありませんが、大体のメーカーで、
・洗浄温度は60~70℃
・すすぎ温度は80~90℃
と言った温度帯になっています。
皮脂がスッキリ落ちる高温洗浄では、グラスの拭き取りで起こりがちなくもりができにくく、ビールの泡もクリーミーで持ちの良い泡になるほどです。
すすぎの仕上げに高温仕上げを使うと、乾燥が速く、乾燥送風を使わなくても、拭き取りがほとんどいらないのも嬉しいですね。
高温洗浄で光熱費が気になる方もいるかもしれませんが、手洗いよりも圧倒的に少ない水量で洗えます。
パナソニックNP-TR9は水量1/7、1回あたりの経費が手洗いの半分以下の27.1円だと試算しています。
(参考)パナソニック公式サイト
http://panasonic.jp/dish/product/NP-TR9/eco.html
■食洗機の取り付けを検討しているなら…
食洗機のメリットは、手洗いで洗えない高温で洗浄できることです。
75℃以上で1分間洗浄すると、食中毒の多くの原因菌を死滅させられます。
時短、エコ、清潔とメリットがそろっていますね。
(参考)厚生省 腸管出血性大腸菌Q&A
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000177609.html
“うちのキッチンに取り付け可能かしら?”
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