電気温水器の通電時間はどれくらい?

電気温水器は、大きな電気ポットの様な作りになっていて、沸きあげするとタンクの上部にお湯がたまり、お湯を使うときには上部に溜まったお湯を使っています。
沸きあげのときに一番電力を消費しますから、時間帯による割引プランが適用になる電力で使いたいものです。電気温水器の通電時間についてお話しましょう。

 

●電気温水器の通電時間について

電気温水器では、割引プランが適用になる電力を利用してお湯を沸かし、その後も魔法瓶のような保温スタイルで熱をキープする給湯タイプと、常時熱湯が使えるように自動で沸き増しするタイプがあります。
熱をキープして沸き増しを抑える場合には、沸きあげ温度85℃だったものが、70℃程度に
下がります。
電気温水器では、一般的に時間による割引プランが使える契約が推奨されます。
東京電力エナジーパートナーによると、午前1時〜午前6時の間が割引時間帯で、1kwhあたり、17.46円、それ以外の時間帯では25.33円です。
この、5時間のあいだに、メインの湯沸かしが出来れば最もお得だという事になります。

(参考)東京電力エナジーパートナー
http://www.tepco.co.jp/jiyuuka/service/plan/smartlife/index-j.html

 

●自動給湯機能で電気代が高くなる可能性

自動給湯機能は、タンク内の温度が一定を下回らないように、オート運転してくれます。
湯切れの心配が出てきたら沸き増しをしてくれますし、いつでも高温の給湯ができる安心感があります。
ただし、電力料金契約が、割安ではない時間帯に湯沸かしを行なうと、1.4
の価格の電気を使うことになります。
よく沸き増しが作動する場合、追い炊きをよく使うという場合には、割高な電力を多く使うことになるので、電気代が掛かるなあ…と感じるかもしれません。
お湯の量をそれほど使わない場合には、オート運転を止めるか、エコモードなどを使って、割引時間外の湯沸かしを避けると良いでしょう。

 

●電気代が気になるならエコジョーズを検討

電気温水器は常にお湯を溜めておくので、災害時の緊急用水に利用できますが、普段、コンスタントに使わない場合や、家を空けることが多い、使用量が多く沸き増しが多い、追い炊きをよく使う…というケースでは、高効率のガス給湯器エコキュートの方が向いているかもしれません。
工事費用、光熱費の変化など、環境や使い方で変わってくる部分ですから、専門業者に見積もりを取って検討したいですね。
点検、見積もりを無料でしてくれるところに、問い合わせてみましょう。

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