給湯器がベランダ設置の場合、気をつけたい事とは?
- 2018/1/17
- 給湯器
関東圏では、屋外設置型の給湯器を使っているお宅が多く、アパートやマンションでは、ベランダに設置しているケースがあります。音や排熱が気にならないかなど、ベランダ設置の給湯器についてお話しましょう。
■ベランダ設置給湯器の使用感は?
「マンションを見にいったら給湯器がベランダ設置だった」ということがあります。
一戸建ての屋外設置では、建物横に設置されることが多く、
・規定のスペースが取れる
・風通しがよい
・配管距離
…といった条件に配慮して設置場所が設計されています。
ベランダは、リビングなど滞在時間の長い部屋についていることも多く、「運転音や、臭い、排気熱風の流入などが気になるのでは?」と言った声が聞かれます。
設置基準となるスペースが確保できるようにしますし、実際には、ベランダ設置が原因で音や臭い、排気熱風に悩まされたという声はそれほど聞きません。
使用時の音については、ベランダ設置が原因というより、配管がどこを通っているかが問題になるようです。
・配管が長いとお湯が出てくるまでに時間がかかる
・配管が通る場所によって音が響きやすい事がある
給湯器が、ベランダ設置のマンションを選ぶ時には、配管との位置関係をチェックしておきましょう。
■不完全燃焼や火災予防のポイント
給湯器の設置基準では、上方30センチ、前面60センチ、側面15センチのスペースを設けることになっています。
安全確保のために必要なスペースなのに、荷物でスペースを塞いでしまわないよう注意が必要です。
ベランダの直射日光を遮るために、よしずなどを使う方は多いですが、風であおられて、給湯器にかぶさってしまったり、吸排気の確保ができなくなってしまったりしないよう気をつけましょう。
ベランダに、観葉植物を置く、普段使わない荷物を仮置きする…という場合にも、給湯器まわりのスペース確保に気をつけましょう。
■ベランダ設置の給湯器の点検
給湯器の点検をしてもらうときに、ベランダ設置の場合は、室内から出入りすることが多く、在宅時にあわせて貰わなければなりません。
仕事の都合をつけるのが大変だと、不安に感じるかもしれませんが、最近は
スマホを使って、ウェブページから問い合わせができる業者が増えてきました。
何か気になることがあれば、無料で点検してくれるところもあります。
・ウェブページから問い合わせできる
・点検・出張料無料
・地元エリアでの実績がある
・技術力があり、仕事が早い
そういった業者を利用すると、スケジュール合わせがしやすく、相談しやすいでしょう。