浴室乾燥機は本当に必要なの?
- 2017/8/29
- バス乾燥機
お風呂をリフォーム、新築などのタイミングで浴室乾燥機をつけるかどうかで悩む方は多いのではないでしょうか?浴室を乾燥室に使えて便利ですが、ランニングコストも気になります。浴室乾燥機のメリット、使い勝手についてお話しましょう。
■浴室乾燥機はどんな時に便利?
・室内干しよりも早く乾かせる
・花粉が気になるなど外干しできない時に便利
・浴室が乾燥室として使え、洗濯物を部屋にぶらつかせず済む
・浴室内の乾燥にもつかえる
・浴室を温めることでヒートショック予防になる
浴室乾燥機のメリットとしては、部屋の中に洗濯物がぶらぶらしていて、鬱陶しい思いをせずに済むことが大きいのではないでしょうか。
特に、花粉症があって、洗濯物を外に干せないケースや、夜中に洗濯することが多い方は、しかた無くリビングに干すこともあり、生活感丸出しの光景に嫌気がさしてくるのでは?
浴室を乾燥室として利用できれば、生活のすっきり感が増しますね。
また、浴室乾燥機を取り付ければ、浴室内をあらかじめ温めることができ、ヒートショックを予防することができます。
これまで、電気ヒーターを持ち込んで浴室を温めてから入浴していたなら、この手間が省けると言うわけです。
■便利だけどコストが気になる
あったら良いのはわかるけれど、電気代、燃料代がかさんで、設置したのに使えないなんて残念です。
浴室乾燥機の熱源には電気、ガス、灯油があります。
・電気⇒93.6円~124.8円(1200W3~4時間使用)
・都市ガス⇒58円
・LPガス⇒およそ132円
・灯油⇒およそ76円(1回0.76リットル消費としての目安)
ガス、灯油のほうが大きな熱量をだせるので、運転時間が短くて済むことなどが理由で、都市ガスでのランニングコストが安くなっています。
灯油については、価格の変動が激しいですから、1リットルあたり100円だった場合76円、62円なら47円と都市ガスを下回る費用になります。
ただ、機材価格、工事のコストを合わせると、取り付け部材が少なくて済むのは電気です。
■浴室乾燥機はつけるべき?
都市ガスが来ている地域で、給湯器にガスを使っているなら、安定して安いランニングコストで浴室乾燥機を使えそうですね。
ガス配管についても給湯器とあわせての設置なら割安になる可能性大ですから、給湯器交換のタイミングで浴室乾燥機設置というのも良いかもしれません。
浴室乾燥機にかかるランニングコストは、1ヶ月10日の使用なら、580円~1,000円程度、2日1度の頻度なら870円~1,500円程度。
メリットを見て、この費用に納得できる方は、取り付けて満足できるのではないでしょうか。
取り付けに関しては、環境や条件で変わってきますから、無料見積もりで実際の費用を確かめてみましょう。