大変!給湯器から黒煙があがった~緊急対処法
- 2017/12/7
- 給湯器
給湯器は、内部でガスや灯油を燃焼させてお湯を作っています。長年使っていると、黒鉛があがるトラブルに見舞われることがあります。運転中に煙が上がるなんて、「火事になるんじゃないか」、「爆発の危険は?」など不安になってしまいます。給湯器からの黒煙についてお話しましょう。
■給湯器から黒煙があがったら?
運転を停止し、専門業者に点検を依頼するのが一番です。
自分で出来る対処方法としては、吸排気口にゴミなどつまりがあれば掃除すること位です。
ゴミ詰まりなどを取り除いても、黒煙が止まらない場合には、運転を繰り返すのは危ないので、無理せず、業者に相談しましょう。
■黒煙が上がる原因は?
黒煙が上がる原因は、正しい燃焼が出来ていないことです。
ガスや灯油を燃料にしている給湯器は、機器内部で燃料を燃やしてお湯を作りますから、内部で炎が出る仕組みになっています。
正しい燃焼には…
・空気が十分に循環していること
・熱交換器がすすなどで詰まっていないこと
・燃料が安定して供給されていること
・イグナイターが安定した火花を出せていること
などの条件が整っていなければなりません。
不完全燃焼が起こった場合、運転を停止する安全装置がついているので、黒煙が上がるような症状が出た場合には、自動で停止することも多いですが、異常な動作のため働かないケースもまれにあります。
電源を切って、運転を中止するのがセオリーです。
吸排気口のゴミやホコリが原因なら、掃除で対処できることもありますが、電磁弁やイグナイター、熱交換器の異常が原因の場合には、ムリに運転させることで内部にすすがたまり、症状を悪化させますから、とても危険です。
■修理で直せるもの?
専門業者に依頼した場合、ゴミ詰まりですすがたまって正常に燃焼できなかった場合には、分解掃除で対応できる場合もあるでしょう。
しかし、部品の不具合で安定した燃焼ができず、すすがたまる様になってしまった場合には、部品交換をしなければ、異常燃焼を繰り返すことになります。
はじめは、一箇所の部品不良で起こっていた異常燃焼を引き金に、複数の部品が駄目になってしまうでしょう。
黒煙が上がる症状に気づいたら、すぐに、専門業者に連絡し、ムリに運転を繰り返さないことが重症化を防ぎます。
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