エアコンのノイズが気なるのは故障のサイン?
- 2017/11/6
- エアコン
エアコンの起動時や運転中にノイズが気になる事があります。何かが引っかかるようなカリカリ言うような音、うなる様な音や電子音の様な音などがしてくると、故障のサインなのではないかとも思えます。エアコンのノイズから考えられる原因についてお話しましょう。
■古くなっている、ホコリがたまっている
古くなって音が大きくなっている場合には…
・長年の使用でガタツキが出ている
・ルーバーの軸が割れている
・ホコリがフィルターにたまって負荷が掛かっている
・イオン発生装置に汚れがたまってノイズが出る
などの原因で、運転音が大きくなっているのかもしれません。
フィルター掃除、カバーのネジ止めが緩んでいたら締める、室外機のガタツキを調べ、ゴムを新しく等する…
こうした対策をしても変わらない場合には、プロの業者をお願いした方が良いでしょう。
中には故障ではないのに音が気になる事もあります。
・配管内をガスが流れる(シュー)
・外装カバーの伸縮(ミシミシ、コンコン)
・部屋の気密性が良いため(ボコボコ)⇒エアカットバルブをつける
■コンプレッサーやインバーター音かも…
<コンプレッサーが原因のノイズ>
コンプレッサーでは、圧力をかけますから、作動の時に音がします。一般的な運転音よりも大きな音がしている場合には、点検修理や、入れ替えを検討する必要があるでしょう。
<インバーター音のノイズ>
エアコンでは、インバーターという装置が働いていますが、直流電流を交流に変換するときに、高調波ノイズが発生します。電子音のような音が、低音から電流の状態にあわせて甲高いノイズ音にまで変化していきます。
部品の組み合わせや共振などで、取り付け間もなくから、音が出やすい事があり、室外機側でのノイズが大きい事もあります。
取り付け間もない場合は機器入れ換えをメーカーに交渉、古い場合には、専門業者に点検を受け、寿命が近いのか見てもらいましょう。
■ノイズは設置環境によって出方が変わる
エアコンもノイズは、設置環境によって発生の仕方が変わってきます。
「最近、音が大きい感じがする」
「変な音がするのは故障じゃない?」
気になる事があるのなら、専門業者に点検してもらうのが一番です。
駆けつけ型の出張料無料サービスをしている業者なら、費用の心配もないですし、相談するにはちょうど良いですね。
掃除など自分で出来る点検を行ってもエアコンのノイズが気になる様なら、やっぱりプロに依頼しましょう。