古くなったエアコンの黄ばみを落とす方法とは?

エアコンの古さを感じさせる決定的な要素は『黄ばみ』です。お部屋に馴染む様に殆どのエアコンのカラーは『白』ですが、数年経ってくると、いつの間にか古びた雰囲気を醸し出してきます。『黄ばみ』さえ取れれば…と思うこともしばしばですね。『黄ばみ』を落とす方法についてお話しましょう。

■エアコンの黄ばみの原因を探る

① タバコのヤニ汚れ
② 台所などからの脂の粒子+汚れ
③ 化学変化によるプラスチック樹脂の変色

触った時にベタつきを感じる場合には、油分をサラサラに溶かすタイプのマジックリンなどの洗剤を使ってお掃除すると黄ばみがとれます。①や②のケースがあてはまります。
頑固な部分にはメラミンスポンジが効きますが、ツヤが無くなってしまう場合もあるので、広い面積をゴシゴシこするのは避けたほうが良いでしょう。
では、③の化学変化による変色はどうでしょう?
これは、マジックリンなどの洗剤では落とすことができません。
こすっても、ぼんやりくすんだ黄ばんだ状態を、白く復活させることは出来ませんから、この場合は『漂白』する方法になります。
過酸化水素水と漂白活性化剤の両方が成分として入っている『酸素系漂白剤』を選びましょう。

■酸素系漂白剤を使った黄ばみとり

<準備>
・酸素系漂白剤(ワイドハイターEXなど)
・はけ、洗面器(豆腐容器などでも可)
・新聞紙
・大きめのラップ

<やり方>
① ホコリを掃除機で吸いとりカバーを外す。
② 新聞紙を敷いたうえにカバーをのせ、ぞうきんで汚れを拭き取る。
③ 容器にワイドハイターを取り、はけで塗る。
④ ラップをかけて、ワイドハイターを密着させ水分が飛ばないようにする。
⑤ 新聞紙ごと陽当りの良い場所に移動し、1週間ほど放置する。
⑥ 風呂場などに持ち込み、洗剤分を流し、水を拭き取る。
⑦ 水分をしっかり取った上でカバーをもとに戻す。

過酸化水素水と漂白活性化剤が、日光やブラックライトで漂白効果を高めることができる事を利用しています。
1週間の漂白でも白くならなければ、素材そのものの劣化かもしれません。

■古びたエアコンに嫌気がさしているのなら…

カバーが黄ばんで古びた印象が気になっている場合、音がうるさい感じがする、電気代がかかりすぎている感じがする…など、エアコンが古いことに不満が出てきているのではないでしょうか。
漂白するとカバーはキレイになるかもしれませんが、性能の物足りなさはカバーできません。
そろそろ、エアコンの取り替えどきかもしれませんね。
見積もりだけなら無料の駆けつけサービスをしてくれる業者もあります。
さっそく見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。

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