エアコンのルーバーが閉まらない!どうしたら良い?

エアコンの風を効率よく行き渡らせるには、ルーバー(吹き出し口の板)が大事な役割を担っています。でも、カリカリと異音がしたり、開きっぱなしになって戻らなかったりなど、不調を起こす事があります。エアコンルーバーの故障についてお話しましょう。

■エアコンルーバーの不調の原因は?

<リモコンの不具合>
リモコン電池が弱い、他の信号との関係でリモコンの効きが悪くなることがあります。
電源入り切りが正常にできるか、電池が古くないかチェックして問題なければ、次の2つの原因が考えられます。

<ルーバーの軸に問題あり>
・ルーバーのモーター音はするけれどガリガリ言う
・ルーバーがカタカタ言うけれど閉まらない
・リモコン操作しても位置が変わらない

ルーバーの付け根を確認しましょう。
軸受部分がルーバーを動かすモーターの軸にはめられて連動する仕組みになっています。
経年劣化でルーバーの付け根にヒビがはいって空回りするようになったり、引っ掛かりが生まれたりすると、閉じなくなってしまいます。

<ルーバーを動かすモーターに原因あり>
・ルーバー付け根にヒビや歪みがないのに異音がする
・リモコン操作してもモーター音がしない

ルーバーは小型のモーターで動かす仕組みになっています。
何かにつかえたり、ホコリのせいで負担がかかったりすると、寿命が短くなります。
ルーバーの軸部分の表面に異常が無く、モーターの異常が原因の場合は、部品交換の必要があります。

■自分で治す方法はある?

品番を確認して取り寄せ、自分で交換できれば部材費用のみで直せるでしょう。
ただし、カバーを外しての作業が必要になりますから、機械いじりに慣れている人でなければ少し難しいかもしれません。
ルーバーそのものを取り替える場合でも、モーターの軸と、ルーバー側の軸受をピッタリはめなければならないので、一度モーターを外してからの作業になるかもしれません。
また、モーター交換では、配線がカプラー接続になっているので、外すのにちょっとしたコツが必要です。

■自信がない場合にはやっぱり業者依頼?

専門科に依頼するのが一番だとわかっているけれど迷ってしまうのは、出張料が高いかもしれないことや、直せるのに新品購入を押し付けられるのではないかと心配だからではないでしょうか。
だったら、点検・出張費無料をウリにしている、良心的な業者を選びましょう。
訪問日の設定も、メールやスマホを使って出来る所なら、負担なく依頼できますね。

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