エアコンの電気代節約♪温度コントロールのコツ

エアコンの電気代は、家庭の電気代の半分を占めています。外気温との差が大きいほど電気代が高いなりやすく、適温で自動運転にするのがベストだという説が定説になっていますね。エアコンの電気代を節約するためのコツを紹介しましょう。

■冷房の温度設定28℃で自動運転

エアコンの消費電力は、電源を入れたときに一番大きくなります。
素早く目的の温度に近づけるために、フル稼働の状態になり、設定温度になったら、状態を保つためにセーブした運転方法で自動運転をします。
エアコンそのものの自動運転のプログラムも進化していて、人がいるときといないときで風の流れを変えるなどより効率的に運転できるようになってきています。
ダイキンの実験によれば、外気温との差が大きい日中はつけっぱなしで節約しやすく、外気温との差が小さい夜間は必ずしも入れっぱなしが良いとは限らないという結果になりました。
また、扇風機は送風をエアコンよりも少ない電力で行ってくれるので、全体の電気代節約には、扇風機の併用が効果的です。
よしずやグリーンカーテンで日陰を作ったり、窓の断熱効果を高めたりする工夫など、温度コントロールをアシストすると電気代節約に役立ちます。

(参考)ダイキン
http://www.daikin.co.jp/kuuki/results/05/02.html

■冬の暖房は20℃設定がおすすめ

環境省がすすめる暖房の設定温度は20℃です。
省エネルギーセンター監修の試算によれば、外気温6℃の時に暖房温度21℃のときと比べて、月間230円の節約効果があります。
暖房のときにも、立ち上がりの時に最も電力を使うので、室温を『保温』する感覚で温度差を作りにくい、自動運転を使うのが良いでしょう。
温かい空気は上に溜まりやすいので、足元を温めるには、扇風機やサーキュレーターを使って部屋の空気を循環させると効果的です。
空気の流れまで自動でコントロールしている機種なら、おまかせの自動運転で熱源の気流と、送風の気流がより効果的な運転をしてくれます。
(参考)東北電力
https://www.tohoku-epco.co.jp/dprivate/saving/checksheets/basis_airconditioner.html

■節電室温コントロールのコツ

・外気との差が大きくなるときはつけっぱなし自動運転
・扇風機併用で暖気を床に下ろす
・窓の断熱効果を高める工夫
最も手間なく節電するには、自動運転の機能が優れている機種を選ぶことも大事になってきます。
三菱電機 ルームエアコン霧ヶ峰は、上位機種ではムーブアイ、エントリーモデル(GE)では床の温度をセンサーでキャッチして風の流れを調整してくれます。
エアコンの電気代が気になるなら、新機種入れ替えでどれくらい節約できるのか、専門業者に相談してみると良いかもしれませんね。

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