給湯器の表示が点滅…故障かな?

給湯器の表示パネルや、燃焼ランプが点滅してお湯が使えない場合、故障してしまったのでしょうか?ガス使用の場合には、ガス漏れや爆発も心配です。チェックすべきポイントと、対処方法について紹介しましょう。

■点滅してお湯が出ない…

液晶パネルが付いている機種が多くなっていますが、機種によっては、燃焼ランプやお知らせランプが点灯して異常を知らせるものがあります。
ガス給湯器の場合には、ガス漏れや不完全燃焼が怖いですから、ガスの臭いがしないか確かめましょう。
元栓を閉めてコンセントを抜き、1~3分待ってからコンセントを入れ直し、元栓を開いてもう一度出湯してみます。
この操作でも同じようにランプ点滅が起こる場合は…
・不完全燃焼が起こっている
・古くなって電子基盤が傷んでいる
・気温が上がり過ぎ、温度センサーが正しく動いていない
何かしら不具合が起こっているか、経年劣化で正しく動かないパーツが出てきていることが考えられます。
この2~3日に、台風で外が荒れた、地震があったなど思い当たれば、強風で枯れ葉などが集まり空気の通りが悪くなっていたり、飛んできたものに当たって衝撃を受けたり、耐震装置が働いてガスが止まっているなどが考えられます。

■エラー表示が出ている場合には?

点滅して液晶にエラー番号が表示されている場合には、取扱説明書のエラー番号と対処を読んで、自分でできる処置があれば試してみましょう。
<エラーコード121 給湯途中失火>
<エラーコードU1 点火不良>
元栓を確認して、再点火。繰り返す場合は、修理依頼。

<エラーコード632 風呂水流スイッチ異常>
<エラーコード711 電装基板異常>
元栓を確認。スイッチを切り、5秒以上待ってスイッチON。正常稼働できなければ点検修理依頼。

<エラーコード140 温度ヒューズ溶断>
時間を置いて稼働させ、様子を見る。繰り返す場合には、高温になりすぎる原因があるので点検が必要。温度ヒューズそのものが切れている場合には、業者による交換か器具の入れ替えを検討。

■たまたまのエラーなのか?

たまたま、燃焼が安定せず安全装置が働いた場合では、一度電源を切って入れ直し、電気系統をリセットすると、稼働できるケースが多いです。
もし、エラー表示が頻繁に出るようになったのなら、そろそろ寿命が近づいていると考えたほうが良いかもしれません。
スイッチを入れ直して復旧できないトラブルは、業者に見てもらった方が安全です。
24時間態勢で受付している業者もありますし、ネット予約可能なサイトもあり、スマホで画像添付対応なら的確に素早い処置をしてもらえそうですね。早めにチェックしましょう。

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