給湯器の水圧が物足りないときには調整可能なの?

給湯器はいつでもお湯をたっぷり出してくれて助かりますね。ただ、「ホテルや美容室のように、スッキリするほどの勢いが無く物足りない」、「キッチンでお湯を使うとシャワーが弱い」など水圧のお悩みも多いのではないでしょうか。

 

■給湯器の水圧が弱いと感じる原因は?

『給湯能力が足りていない』
ガス給湯器では、号数でお湯を作り出す能力を表します。「水温+25℃」のお湯を1分間に○リットル=○号として表します。一般家庭では24号前後が主流になっていますが、複数箇所で出湯するなど、使い方によっては物足りなさを感じることもあります。

『水道管の強度が低い』
給湯器からのお湯の勢いを強くしたいと考えても、配管そのものの直径と強度が伴っていなければお湯の圧力は高くできません。

『給湯能力を引き出せる設計になっていない』
給湯器の能力、水道管からの圧力、配管の直径と強度など、各条件をバランスよく設計しなければお湯の圧力が確保できないばかりか、ピンホール現象などで、水漏れが起こることがあります。
ガス給湯器の水圧が物足りない場合、設置環境にあった機種選びと、配管設計が適切に行われることがポイントになります。

 

■状況にあった施工プランを見積もり

先程紹介した、給湯設備や配管に問題がある場合には、専門業者に施工プランを見積もりしてもらって検討していくことになります。
・給湯器を交換する
・配管設計を見直して交換
・シャワーヘッドの交換
・給湯器の電磁弁調整  など
しかし、そのまえにちょっとしたメンテナンスで水圧が復活するケースがあります。
・ストレーナーの掃除
・シャワーヘッドの目詰まりを解消
自分でできるメンテナンスを行ってみて改善しないなら、専門業者に相談して、ニーズと予算に見合った方法を検討してみましょう。

 

■水圧安定にはプロの知識と技術力

ストレーナーの掃除や、シャワーヘッドの交換など、DIYに自信がある人ならチャレンジできそうなメンテナンスもあります。
しかし、はじめにご紹介したような、設備設計に問題がある場合や、水漏れや機器の劣化がある場合には、専門業者に点検してもらう必要があります。
水圧や給湯箇所の多さなど、設置環境に応じた方法を取らなければなりませんし、経験豊富な知識と技術力がある業者なら、的確な提案をしてくれるでしょう。
近所に思い当たる業者がいない場合には、ウェブサイトも参考にしてみましょう。
住んでいる場所の近くに拠点を持っていて、多くの案件をこなしている業者なら信頼できそうですね。

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