電気温水器配管の重要ポイントとは?
- 2017/8/18
- 電気温水器
電気温水器は貯湯タンクにお湯をためて使います。大きなタンクを持っていることで、災害の備えにも役立つといわれる一方で、水抜きしてのメンテナンスが必要な場合もあります。電気温水器の配管について、知っておきたいポイントについてお話しましょう。
■配管のポイント
<設置条件に合わせて口径を選ぶ>
給湯器の設置には、専門業者による配管が必要になります。
電気温水器には、水道の元栓から標準で20Aの口径、給湯箇所3か所程度が目安になります。
業務用など、大きな給湯能力が必要な場合には、さらに太いもので対応する必要があります。
並列配管で3台を使うなら、20Aの3本分の能力を確保できるように、据え付け工事説明書の換算表で確認して配管を考える必要があります。
<耐熱性・耐食性のあるものを使う>
給水・配湯配管には、耐食性のあるGT-61E(20A、0.5m)などの銅管を使います。
配湯部分には90℃までの熱に耐える耐熱性が必要です。
パッキンなどの部材も、腐食、高温に耐えられるものを選びます。
<点検のしやすさ・水漏れ防止>
要所にバルブをもうけて、メンテナンスや交換工事、トラブルの時に止水しやすい配管にする。
特に上の階に配湯するときには、水漏れに十分配慮した配管設計にする。
■配管ミスによるトラブルにご注意
設置取り扱い説明書が機種ごとに、メーカー側から添付されています。
利用の仕方にふさわしい配管方法、部材を選んでの設置が推奨されています。
電気給湯器は精密機械ですし、運転には、さまざまなセンサーが働いて安全に使用できるよう設計されています。
適正な水圧を保ったり、安全なメンテナンスを行ったりするには、専門技術者による配管工事が必要です。
ネット販売で、機材そのものを購入できるケースもありますが、一般の方がDIYで出来るものではありません。
また、施工が原因で機器の寿命を早める場合や、水漏れが発生するケースがありますから、信頼できる専門業者に設置を依頼する必要があります。
■給湯器の入れ替えを考えたら…
・できるだけ早く工事をお願いしたい。
・専門性が要求される配管工事は信頼できるところに頼みたい。
・とりあえず無料点検して、機種など相談したい。
入れ替えとなれば、以前の設置業者に来てもらってから7~8年は経っているのではないでしょうか。
どこに頼めば、早く来てくれれて、安全に信頼できる工事をしてもらえるのか、ネット検索される方も多いですね。
「名前が売れていて駆けつけ型のサービスを行っている」
「画像添付対応など依頼者側が使いやすい無料点検メニューがある」
「機種や工事内容について話しやすい」
入れ替えを検討しているなら、こうした専門工事業者に問い合わせてみましょう。