給湯器の修理はDIYでできる?できない?
- 2017/10/26
- 給湯器
給湯器の調子が悪いからと点検に来てもらっても、買い替えを進められるだけかもしれないし、なんとかDIYで対応できないかと考える方も多いのではないでしょうか。給湯器のDIY修理についてお話しましょう。
■DIYで修理できるかもしれないけれど…
・配線のコネクタが折れているみたい。磨いてハマるようにしたら使える?
・温度ヒューズが切れた場合、代わりのヒューズで復旧できないの?
・パッキンが痩せて水漏れ。パッキンを交換したらなおる?
車の整備を自分でするような方で、ちょっとした部品交換程度なら、減価1,000円~くらいからなんとかなるものならチャレンジしたいところですね。
部品がどんな役割をしているのか判断して、対応するパーツをあわせなければなりません。
機械いじりが好きで、ダメ元で少しでも寿命が伸ばせるなら試してみる価値ありかもしれませんが、ガス給湯機では、一歩間違えば近所を巻き込む事故になる可能性もありますので、ガス管等は触らないようにしましょう。
また、修理材料をホームセンターや通販で入手したとしても、100%修理に成功するとも限りませんし、材料費と労力をかけた末お手上げになるリスクを覚悟しておかなければなりません。
外にでている配管は、保温材で巻かれていることも多いので外したあと元に戻しましょう。
■プロが修理をしないワケは安全性重視だから
あるパーツが故障の原因だと特定したとして、その給湯機が8年を超えているとします。
電子部品系統は、5~6年で故障が起きる可能性が高く、もし、8年修理なしで使えていたとしたら、そろそろ怪しくなって来る頃です。
メーカーでは、それぞれのパーツについて耐用年数を想定していて、機械的な部品についても10年程度に設定していることがほとんどです。
今わかっている故障箇所のパーツを交換しても、次々に交換しなければならない部分が出て来てしまうかもしれません。
ガス給湯器では、特に安定した燃焼が行えることを最優先するべきです。
■DIY修理はすべてが自己責任
単純な配線のトラブルだとしても、構造が複雑な機種になればトラブルになっている部分を露出させて、パーツを交換するのは難しい作業になります。
余計なところをいじって、安全装置が働かなくなっても困ります。
安全のためにも、買い替えを勧めるのは仕方のないケースがほとんどです。
まずは、無料で点検してくれる業者に見てもらい、原因を特定、見積もりを出してもらいましょう。
地域密着型の業者なら、来るのも早いですし、信頼できますね。